昨日はマインクラフトとscratchを使ったプログラミングの方法を紹介しましたが、「マインクラフトとスクラッチを使う」ことが小学生のプログラミング教育で正解ということではありません。今はプログラミング教育の選択肢がたくさんあります。そのどれを選んだとしても、基本的な「プログラミングの学習」は出来ると私は思っています。それでは、どういう基準 …
Read More »教育者向けの記事
エンジニアという職業
土曜に参加した交流会での出来事です。子供たちの将来を考えたとき、一番安泰そうな職業は何かという話題になりました。ある小学校の先生はエンジニア(=プログラミングを仕事とする人)とおっしゃいました。それを聞いた私は、思わず「そんなことはない」と強く否定してしまいました。 【スポンサードリンク】 交流会という場で相手の意見を否定してしまったこと …
Read More »Society5.0は脱工業化社会(8)
(承前)少し間が空いてしまいましたが、Society5.0は脱工業化社会(7)の続きです。社会には工業化社会、修正された工業化社会、真の脱工業化社会の3つのステージが存在します。その3つのステージをめぐり、あらゆる業界で「工業化社会に留まろうとする派」と「脱工業化社会を進めようとする派」の綱引きが発生しています。この論考の後半では、教育業 …
Read More »【告知】第4回「新中学入試セミナー」開催(2/16)
21世紀型教育機構主催の教育イベント、第4回「新中学入試セミナー」が2月16日(日)に開催されます。中学受験を考えている保護者の方や21世紀型教育に興味のある先生方、お誘いいたします。イベント会場は和洋九段女子中学校高等学校です。 今回のテーマは、『「新タイプ入試」や「新しい学びの経験」を生み出すPBL型授業』です。21世紀型教育のイベン …
Read More »学習指導要領による制限と教員の裁量(4)
(承前)ここまで「学習指導要領による制限と裁量」についてブログで紹介してきました。実は、学習指導要領の制限の一つである「学習時間の制限」に関して、一部の学校では例外とも言える規則が存在するのです。今回は「通信制高校における特例」について見ていきたいと思います。 【スポンサードリンク】 通信制高校の特例 高校の学習指導要領の総則を読むと、興 …
Read More »学習指導要領による制限と教員の裁量(3)
(承前)前回は学習指導要領における教員の裁量について見てきました。教員が裁量権を放棄しなければ、工業化社会の学校においても個別最適化した学習は可能であることが分かりました。そこで今回は「教員の裁量」から一歩踏み込んで、「学校の裁量」について考えていきたいと思います。 【スポンサードリンク】 「教育法規に書かれていないこと」は変えられる 刺 …
Read More »学習指導要領による制限と教員の裁量(2)
(承前)前回は学習指導要領の制限について見てきました。制限が厳しいと感じられたかもしれません。しかし、学校と教員に与えられた裁量を理解すれば、現行の学習指導要領でも個別最適化の教育を実施する余地は見つけられます。今回は、教員の裁量について見ていきたいと思います。 【スポンサードリンク】 教員の裁量 前回みてきたように、学習指導要領によって …
Read More »学習指導要領による制限と教員の裁量(1)
「Society5.0は脱工業化社会」を書いている途中ですが、ここで少し学習指導要領について触れておきたいと思います。学校で学ぶ内容は学習指導要領によって規格化されていると論じてきました。そこで今回は、学習指導要領がどのように制限を課しているのか、学校と教員にはどんな裁量が認められているのか、見ていきたいと思います。 【スポンサードリンク …
Read More »Society5.0は脱工業化社会(7)
(承前)真の意味で「個性化・統合化・非同時化・分散化・適正規模化・地方分権化」が実現された脱工業化社会と、今現在の工業化社会の間には、実はもうひとつステージが存在します。それが「修正された工業化社会(修正工業化社会)」です。 真の脱工業化社会と修正工業化社会との間には大きな隔たりがあります。当然、推進派のふたつの勢力、「修正された工業化社 …
Read More »Society5.0は脱工業化社会(6)
前回の記事「Society5.0は脱工業化社会(5)」を更新したあと、Facebookで友人から質問をもらいました。質問内容は「(前略)長幼の序が依然として残ってる日本では(脱工業化は)なかなか難しいんではないかい?」というものでした。おっしゃる通り。脱工業化社会を推進しようとする人もいれば、反対する人もいます。脱工業化は一筋縄では進まな …
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