先生のための Weekly 教育ニュース(1/10〜1/16)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「共通テストの東京大学前刺傷事件、刺された受験生2人に特例救済を検討」「共通テスト、津波の影響で受験できなければ再試験に」「高校“端末1人1台”、保護者の費用負担に都道府県で格差」について取り上げています。


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共通テストの東京大学前刺傷事件、刺された受験生2人に特例救済を検討

大学入学共通テストの痛ましい事件についてです。刺された受験生2人に対して、特例の救済措置が検討されます。

大学入学共通テストが行われる東京大学前の路上で起きた刺傷事件で、刺された受験生2人の救済策が検討されている。末松文部科学大臣が、午後4時から臨時会見を開き、明らかにした。

刺された2人は、千葉県・浦安市の男子高校生(18)と千葉県・市川市の女子高生(17)。いずれも共通テストを受けるために東大を訪れていた際、容疑者の少年に、背中を刃物で刺された。女子高生は軽傷。男子高校生は重傷ではないものの、入院している。いずれも命に別条はないという。

共通テスト、津波の影響で受験できなければ再試験に

こちらの大学入学共通テストのニュースです。

大学入試センターは16日、津波警報などの影響で大学入学共通テスト2日目を受けられなかった受験生は30日に実施する再試験や追試験の対象にすると明らかにした。ただ、避難指示などが出ている地域でも、可能なら予定通り実施するよう、会場となっている全国の大学に通知した。

 岩手県宮古市の岩手県立大宮古短期大学部の会場は中止となった。

 センターは、津波警報や注意報が発令されている地域に住む受験生に対して「避難など命を守る行動を優先させて」とホームページ上で呼び掛けた。

大学入試センターは16日、津波の影響により、岩手県立大宮古短期大学部(岩手県宮古市)が同日の大学入学共通テストを中止すると発表した。受験生は30日の再試験の対象となる。この会場の志願者は1日目(15日)も含めて195人。

その他の全国676会場では予定通り試験が実施される。

高校“端末1人1台”、保護者の費用負担に都道府県で格差

昨年末、文部科学省から高校1人1台ICT端末を強く推進する内容の通知が各都道府県宛に出されました。しかしながら保護者の費用負担について、都道府県で格差が生じていると報道がありました。

小中学校に続き、高校でも1人1台端末を整備するよう、国は自治体に促していますが、保護者の端末費用の負担が無償から5万円以上と都道府県により大きな差が生じているほか、整備の見通しがたっていない自治体もあることが、NHKの調査でわかりました。

こうした状況を受けて、文部科学省でも下記のような対応を行なっています。

GIGAスクール構想による1人1台端末の整備が小中学校に比べて遅れている高校での環境整備を促そうと、末松信介文科相は1月11日の閣議後会見で、整備が遅れている8県の知事に直接、電話で対応を求めたことを明らかにした。また同日、牧島かれんデジタル相と連名で、都道府県教委などに対し、国の臨時交付金なども活用して全高校生が1人1台端末環境で学べるよう整備を促すメッセージを発信した。今年4月からは高校の新学習指導要領で全ての生徒がプログラミングなどを学習することになっており、同省は改めて各地の対応状況を調査して公表する。

文部科学省が推奨している交付金は、公費で端末を調達する場合に限らず、保護者への負担軽減策を講じる場合等においても同交付金の活用が可能となっています。都道府県教育委員会は忘れずに交付金を申請しましょう。