GoogleのAI、Geminiに最新モデルの3.5が登場しました。
その華やかな発表の裏で、先生のGoogleクラスルームにも新しいAI機能が密かに加わっていました。ポッドキャスト「先生のためのAIラジオ」第9回では、Gemini 3.5の登場から、Googleクラスルームに加わった新機能まで、実際に使いながら紹介しました。
Googleの新しいAI、Gemini 3.5が登場

Google I/Oは、Googleが新しいサービスや機能を発表する開発者向けのイベントです。テクノロジーがこれからどう進み、社会がどう変わっていくのかが、一気に見える場でもあります。日本からも多くの関係者が現地に足を運ぶ、注目度の高い催しです。
今回の主役は、新しいAIモデルのGemini 3.5です。反応の速さが大きく向上し、先生が日ごろ使うGoogle Workspace for EducationのGeminiでも、すでにこのモデルが動いています。
ほかにも、話し言葉でたずねられるAI検索、写真から動画を作り出す動画生成AI、軽量になったAIスマートグラスまで、未来を感じる発表が並びました。それぞれの中身や、実際に触ってみた様子は、番組で詳しくお話ししています。
Googleクラスルームの中だけで、指導案もテストも作れる

2026年5月、日本語版のGoogleクラスルームの左側に「Gemini」というタブが加わりました。すでに先生方のアカウントで使えるようになっていますが、まだ気づいていない方も多いかもしれません。
このタブを開くと、指導案やテスト、教材づくりを助けてくれるメニューが並んでいます。たとえば指導案づくりでは、対象学年と単元を入力し、手元の教材をアップロードすると、まず学習目標の案が示されます。そこで内容を確認・修正してから、指導案そのものが作られる流れです。いきなり完成形を出すのではなく、ひと呼吸おいて方向性を確かめてくれるところが、現場で使いやすいポイントです。
テスト作成も同じで、学年や問題数、出題範囲を指定すれば問題ができあがり、そのままクラスルームに配信できます。これまでのように、別のブラウザで生成AIを立ち上げ、プロンプトを考える必要はありません。Googleクラスルームの中だけで、作業がひと続きで完結します。
実際にどんな手順で指導案やテストができあがり、どこまで配信の準備が整うのか。使ってみた手ごたえは、番組でお話ししています。
英語版には、さらに一歩先の機能が

さらに、Googleクラスルームの言語設定を英語に切り替えると、日本語版より一歩先の機能を試すことができます。なかでも注目したいものが、2つあります。
ひとつは、会話形式の音声教材を作る機能です。先生役と生徒役を選ぶと、指定したテーマについて二人が語り合う音声ができあがります。英語のリスニング教材として、学年に合わせて難しさを調整することもできます。もうひとつは、生徒が提出した文章の添削を手伝ってくれる機能です。
どちらもまだ英語版が先行している段階ですが、日本語版に届くのも、そう遠い先の話ではないでしょう。
まとめ
Geminiをはじめとする生成AIは進化を止めず、Googleクラスルームのように先生が日常的に使うツールも、それに合わせて新しくなり続けています。今日はできなかったことが、数か月後には当たり前になっている。先生の身の回りの道具は、それくらいのスピードで変わってきています。
番組では、Gemini 3.5で何ができるようになったのか、Googleクラスルームの新機能はどこまで使えるのか、あきお先生のリアクションも交えてお話ししています。気づかないうちに進化していたGoogleクラスルームを、ぜひ本編で確かめてみてください。
番組を聴く
「先生のためのAIラジオ」#09 はこちらからお聴きいただけます。
