毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「N 高グループ 3 校目となるR 高が群馬県に開校」「文部科学省、『働き方改革の推進』を校長の役割に追加」「日教組の組織率18.8%で48年連続低下」「小中学校統廃合、手引改定へ議論」について取り上げています。
N 高グループ 3 校目となるR 高が群馬県に開校
学校法人角川ドワンゴ学園は、群馬県桐生市の旧群馬県立桐生女子高等学校の廃校跡地を活用し、R高等学校(以下、R高)を開校します。現在2025年4月の開校に向けて準備中で、当学園が運営する高等学校は、N高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ ※R高等学校は開校準備中)の3校となります。
文部科学省、「働き方改革の推進」を校長の役割に追加
文科省は教育委員会が定める校長・教員の資質向上に関する指針を改正し、校長の役割に「働き方改革の推進」を明記した。各自治体に、これを踏まえた指標の変更や研修の充実を求めている。2月21日付で全国の教委に通知を出した。
日教組の組織率18.8%で48年連続低下
日教組の2024年10月時点の組織率が48年連続で低下し、18.8%と過去最低を更新したことが4日、文部科学省の調査で分かった。日教組を含めた教職員団体全体の加入率も0.9ポイント減の26.8%で49年連続の低下。
小中学校統廃合、手引改定へ議論
文部科学省は少子化の進展を受けた公立小中学校の適正な規模や配置の在り方について検討する会議を設置し、5日に初会合を開いた。統廃合の目安や小規模校の教育充実策などを示した手引の2025年度中の改定を視野に、通学の負担や遠隔教育の実施などを踏まえて教育環境の整備を図る。
文科省の24年度調査では、小学校の約4割、中学校の約5割が、国の定める学級数の標準規模(12~18学級)を満たしていない。現在の手引は、1学年1学級以下となる小学校の6学級以下と中学校の3学級以下のケースで、統廃合の速やかな検討を自治体に求めている。