昨年に引き続き、私の母校であり現在もサポート校として関わっている城北学園にて、高校3年生を対象としたChatGPT研修会を実施しました。母校の後輩たちに、最新の生成AIについて直接メッセージを伝える機会をいただけたことを大変嬉しく思います。
城北高校は国のDXハイスクール事業に参画しており、その一環として、生徒たちがいち早くAI教育を受けられるよう取り組んでいます。本プログラムは、生成AIの基礎知識とリテラシーを学ぶ全体講演(1コマ)と、実際にChatGPTを操作して多様な活用を体験するワークショップ型授業(1コマ)の計2コマで構成されています。
全体講演では、AIが社会でどのように活用されているかという最新事例を皮切りに、生成AIの基礎的な仕組みと知っておきたいリテラシー、さらにAIがもたらす雇用や格差などの社会問題についても触れました。ワークショップ型授業では、各クラス単位でChatGPTの使い方や活用のコツを学んだ後、生徒たちが有料版ChatGPTを実際に使い、さまざまな課題に取り組んでもらいました。
課題には自由課題も設定し、受験勉強や進路相談、部活動、趣味、創作活動など、生徒たちがそれぞれの関心に合わせて取り組む姿が見られました。その多様さと自由な発想には、改めて感心しました。
なお、ワークショップのレクチャー部分の音声をNotebookLMで要約したものを公開していますので、興味のある方はぜひこちらもご覧ください。