プログラミング教育と脱工業化社会(10)誰にでも出来るプログラミングの仕事

(承前)前回の続きです。プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。保護者・教員の立場として頭によぎるのが「プログラミングを学んでおけば、子供の将来は安泰かもしれない」という考えでしょう。実は「プログラミングを使った仕事」の中には、生涯仕事に困らないような仕事もあれば、誰にでも出来る専門性の低い仕事や自動化AIに代替されてしまうような仕事もあるのです。プログラミング教育に興味のある保護者や教員の方は、「将来有望なプログラミングの仕事」と「価値が下がっていくプログラミングの仕事」の見分け方を知っておいた方が良いでしょう。今回はまず、「誰にでも出来る専門性の低 …

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プログラミング教育と脱工業化社会(9)プログラミングを学べば将来安泰?

(承前)プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。そのような時代背景を踏まえて、文部科学省の考える「プログラミング教育の”Know Why(なぜプログラミング教育をするのか)”」と「IT人材育成戦略の本音」を紹介してきました。ここで保護者・教員の立場として頭によぎるのが「プログラミングを学んでおけば、子供の将来は安泰かもしれない」という考えでしょう。果たして、プログラミングを学んでおけば将来仕事に困らないのでしょうか。考えてみましょう。 【スポンサードリンク】 プログラミングを学べば仕事に困らない? Facebookのある役員がイベントで次のように語った …

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プログラミング教育と脱工業化社会(8)文部科学省のIT人材育成の本音

(承前)前回の続きです。プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。そのような時代背景を踏まえて、文部科学省の考える「プログラミング教育の”Know Why(なぜプログラミング教育をするのか)”」と学校の想定環境について紹介しました。しかしながら学習指導要領が規定するプログラミングの水準で、果たして第4次産業革命に必要なIT人材を育成できるのでしょうか。文部科学省がどのような人材育成の戦略を考えているのか、その本音を見ていきましょう。 【スポンサードリンク】 予測されるIT人材不足 第4次産業革命によって様々な市場の拡大・成長が期待されていますが、そのため …

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隣の本棚の勧め

新年度が近いので、昨日に続いて学生・新社会人向けの記事になります。勉強のための書籍を買うとき、今はAmazonを利用することがほとんどですが、昔は頻繁に大型書店に足を運んでいました。大型書店がAmazonより優れている点は、なんといっても実際に本を立ち読みして判断できることですよね。でも個人的にはもうひとつ、大きなメリットがあると思っています。それは、隣の本棚です。 【スポンサードリンク】 私が書店で本を買うとき、目的の書籍が見つかったあと、その両隣の本棚をチェックすることを習慣にしています。実はこの習慣、私がまだ大学生の頃に、尊敬していた社会人のメンターの方にお勧めされた方法なんです。 なぜ …

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仕事の選び方

年初の頃のお話です。友人が主催していた勉強会・セミナーに参加したのですが、そこである大学生の青年と知り合いました。その青年は教育をテーマにアクティブに活動しており、私も彼に好感を持ちました。セミナー終了後に参加者数名で軽い食事をしたあと、帰り道で彼と2人になりました。彼曰く、色々な活動がとても楽しくてしかたない。あれもやりたいし、これもやりたい。やりたいことが多すぎて時間が足りず、全部はできないんです。やる仕事はどうやって選んだら良いですか、と相談されました。 【スポンサードリンク】 仕事の選び方は難しいですし、全員に当てはまるような100点満点の正解は勿論ありません。ただ、それでは立つ瀬がな …

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オンライン授業は働き方改革

昨日、母校である城北の先生と雑談したときの話です。城北では休校中、有志の先生がオンライン授業に取り組んでいます。その先生はオンライン授業を初めてやってみて、ICTの威力に大変驚かれていました。「学校機能のオンライン化はこれからの学校に必須になりますね」と、2人で盛り上がっていました。今回の新型コロナウイルスのような有事の際はもちろんのこと、平時においてもオンライン活用は有用ですね、と。オンラインで授業が運用可能になれば、例えば教員の働き方改革も進められるのです。 【スポンサードリンク】 オンライン授業の運用といっても、いきなり普段の授業のオンライン化はハードルが高いでしょう。そこでお勧めなの …

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母校の卒業式

今日は母校である城北学園の卒業式のお手伝いに行ってきました。新型コロナウイルス対応のため、残念ながら生徒の出席は卒業生のみです。そのわかり、参列できない保護者のために卒業式をライブ配信することになりました。そのサポートが今日の私のお仕事です。サポートといっても、城北の先生方のICTリテラシーはとても高いため問題もなく、空いた時間に後輩たちの門出を懐かしい気持ちで眺めていました。 【スポンサードリンク】 こちらが卒業式の様子です。後方から写真を撮らせてもらいました。保護者の方が参列していないため、空席がちょっと寂しいですね。式中のバックミュージックは、音楽の教員(元プロ!)によるピアノの生演奏で …

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プログラミング教育と脱工業化社会(7)子供のポテンシャルと教員の裁量

(承前)前回の続きです。プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。そのような時代背景を踏まえて、文部科学省の考える「プログラミング教育の”Know Why(なぜプログラミング教育をするのか)”」と「プログラミング的思考」について紹介しました。しかしながら、文部科学省の進めているプログラミング教育必修化は、 プログラミングは1日1コマ分程度の頻度で、パソコン・タブレットは3クラスに1クラス分程度の配備、必要な時に「1人1台環境」が用意できればOKという想定なのです。 【スポンサードリンク】 AI世代の子供たちのポテンシャル 文部科学省の示す必修化のポイント …

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プログラミング教育と脱工業化社会(6)学習指導要領の性質と学校の現状

(承前)前回の続きです。プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。そのような時代背景を踏まえて、文部科学省の考える「プログラミング教育の”Know Why(なぜプログラミング教育をするのか)”」と「プログラミング的思考」について紹介しました。そこで今回からは、文部科学省の政策の裏にある本音について考察していきたいと思います。文部科学省の本音を知るためには、まず学習指導要領の性質について知っておく必要があります。 【スポンサードリンク】 学習指導要領の性質 そもそも学習指導要領は、日本の全国民が学ぶべき内容を規定するものです。言い換えれば、日本全国の学校に …

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プログラミング教育と脱工業化社会(5)プログラミング的思考の定義と位置付け

(承前)プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。そのような時代背景を踏まえて、前回は文部科学省の考える「プログラミング教育の”Know Why(なぜプログラミング教育をするのか)”」について紹介しました。今回は、文部科学省が「コンピュータを理解し上手に活用していく力」の例として挙げている「プログラミング的思考」について考えていきたいと思います。 【スポンサードリンク】 プログラミング的思考の定義と位置付け まず最初に、「プログラミング的思考」という言葉はエンジニア・プログラマーの業界では使われていない言葉です。プログラミング教育必修化にあたり、文部科学 …

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