毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「自民党、教員給与の上乗せ2.5倍以上を提言」「学校現場のAI利活用、ガイドライン公開は5月下旬以降の予定」「Googleの人工知能「Bard(バード)」が日本語対応」について取り上げています。
自民党、教員給与の上乗せ2.5倍以上を提言
先生たちの待遇改善にはつながりますが、本質的な働き方改革には繋がらず、人件費が向上し身動きが取れなくなってしまう施策ではないでしょうか。違った形での抜本解決に向かって動いてほしいと期待しています。
学校現場での教員不足の解消に向け、自民党の特命委員会は、教員の月給への上乗せ分を2.5倍以上に引き上げるなどの処遇改善策を盛りこんだ提言の案をまとめました。
自民党の萩生田政務調査会長がトップを務める特命委員会がまとめた提言案では、教員の長時間勤務が依然として課題だと指摘したうえで、抜本的な環境の改善が必要だとしています。
具体的には、「給特法」という法律により残業代を支払わない代わりに教員の月給への上乗せ分を、現在の4%から10%以上と、2.5倍以上に引き上げるべきだとしています。
学校現場のAI利活用、ガイドライン公開は5月下旬以降の予定
ChatGPTなどの生成系AIが大変な人気を博している中、文部科学省が策定中の学校現場向けガイドラインに教育関係者の関心が高まっています。内閣府をはじめとする関連省庁が連携して設立した「AI戦略チーム」の第二回会合で、学校現場におけるAI活用のためのガイドラインが、5月下旬以降に文部科学省によって策定され、公開される予定であることが明らかになりました。
Googleの人工知能「Bard(バード)」が日本語対応
先日、Googleの人工知能「Bard(バード)」が日本語対応したと発表されました。人工知能分野で出遅れているGoogleの巻き返しがなるか注目ですね。