ChatGPTが有料会員向けに新機能が追加されました。ChatGPTの大きな弱点に「2021年9月までの情報しか分からない」という点がありましたが、今回の機能追加によって最新情報を使った回答が可能になります。他にも70種類位以上のプラグイン(拡張機能)が利用可能になりました。有料版ChatGPTを使っている人はぜひ試してみてください。
新機能の使い方
ChatGPTの新機能はベータ版であるため、利用するためには設定が必要になります。ChatGPTの画面左下にあるプロフィール名をクリックした後(①)、「Settings」を選択します(②)。
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すると設定ウィンドウが出てくるので、「Beta features」の中にある「Web browsing」と「Plugins」を下の画像のようにオンにすれば設定完了になります。
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使い方はとっても簡単です。新しい会話を始める際に、画面上部にある「GPT-4」をクリック(①)するとオプションが表示されるので、そこで使用したい機能を選択すればOKです(②)。「Browsing」を選ぶとWebブラウジングが、「Plugins」を選ぶとプラグイン機能が使えるようになります。(両機能を同時に利用することはできないようです。)
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Webブラウジングをオンにした状態でChatGPTに質問すると、最近の話題についても答えてくれるようになります。これまでは答えられなかった「今の日本の首相は?」という質問にも、ご覧の通り答えられるようになりました。素晴らしいですね。
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OpenAIのChatGPT、MicrosoftのBing、そしてGoogleのBard。いよいよAIの戦国時代に突入してきましたね。どのAIが次世代の情報技術の頂点を極めるのか、要注目です。