昨晩、ハーバード大学のEric Mazur教授によるオンラインワークショップに参加させていただきました。Mazur教授はハーバード大学で物理学を教えており、Peer Instructionという教育方法の提案者として有名です。今回、早稲田大学総合研究センターの主催で、Mazur教授のオンラインワークショップが開催さました。
新しい教育ツールPerusall
“Transform your teaching with Perusall”
Abstract: Learning is a social experience — it requires interactions and interactivity. The coronavirus pandemic has been a good opportunity to rethink our approach to teaching. Moving some tasks to an online format suggests that many activities that have traditionally been synchronous and instructor-paced, can be made asynchronous and self-paced. Through Perusall, Eric Mazur, Balkanski Professor of Physics and Applied Physics at Harvard University, will demonstrate how to move information transfer and sense-making online and make it interactive, promoting social interactions between students. In addition, he will discuss how the platform promotes intrinsic and extrinsic motivation to improve student performance.
今回のオンラインワークショップでは、Mazur教授が新しい教育ツール「Perusall」を提唱されました。Perusallはいわゆる反転学習を協同作業に変えるツールで、Peer Instructionを強化する働きがあります。
ツールが英語なので導入が難しい学校も多いかと思いますが、反転学習やPeer Instructionを導入している先生は要チェックのツールです。今回のワークショップでは、Perusallを使った事前課題を体験させてもらいました。後日ブログでも詳しく紹介したいと思います。
それにしても日本にいながらPeer Instructionの産みの親であるMazur教授のワークショップを受けられるなんて大変光栄ですね。インターネットは世界に通じているのだと改めて実感しました。メタバースもしかりですね。これからも引き続き、世界の教育情報をキャッチアップしていきたいと思います。