メタバースと教育

最近、メタバースと教育についてよく考えています。メタバースとは「メタ(超越した)」と「ユニバース(宇宙)」を組み合わせた造語です。NFTによりバーチャル世界にも経済圏が築けるようになった今、メタバースがもうひとつの社会となる未来は十分にあります。そのような時代になったら、教育はどのように変わるのかについて考えています。


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GIGAスクールの「生徒1人1台」によって教育が変わったように、以前から私は「VRゴーグル」が教育を変えるだろうと睨んでいました。しかしこれまで考えていたのは、あくまで「従来の学校」の授業でVRゴーグルを活用するというフレームワークでした。

しかしメタバースが「新たな社会/新たな経済圏」としてのプレゼンスを高める可能性を考えると、このフレームワークでは不十分でしょう。「従来の学校」の一部にバーチャル世界があるのではなく、バーチャルな社会の中に学校や教育が展開される、そんなフレームワークを考えています。

現時点でもVR技術は教育に活用されていますが、その多くは技能訓練やスキル研修です。トレーニング目的以外で教育活用をしている事例としては、N/S高の普通科があります。N高の課外授業のVR学習教材は、Oculus Quest 2を持っていれば履修できるそうです。

さらに国外では、スタンフォード大学がVRをフルに活用した講義「Virtual People」を去年から開始しています。VRで「人種的不平等に直面した男性の人生」を体験したり、バーチャル空間で円陣を組んでディスカッションが行われたりしています。

メタバースでの教育がどうなるかは未知数ですが、私は「リアルではできないリアリティの学び」と「地域格差の解消」、そして「世界創造」という要素に期待しています。メタバースが教育現場に登場するのは20年ほど先だと思いますが、その時に備えて動いていきたいと思います。