オンライン読書会（3回目）

今日は有志の先生方と開催しているオンライン読書会3回目に参加してきました。課題図書は以前のブログで紹介したクリステンセンの名著「イノベーションのジレンマ」です。本書で紹介されているイノベーションの理論は様々な業界、もちろん教育業界にも応用することができます。読書会では先生方と一緒に、教育業界で起こっているイノベーションの動きについて話し合うことができました。

本を読んで考えたことを話し合う機会

今回の読書会で扱った課題図書はこちら、クリステンセンの名著「イノベーションのジレンマ」です。

福原将之の科学カフェ

2021.10.26

【本紹介】イノベーションのジレンマ

https://kagakucafe.com/2021102616972.html

次回の読書会に向けて、クリステンセンの名著「イノベーションのジレンマ」を読み直しています。日本のイノベーションブームの火付け役として書籍名を耳にした人も多いのではないでしょうか。書籍のタイトル通り、この書籍はイノベーションの理論について一般人向けに丁寧に紹介されている本です。1995年にハーバードビジネスレビューに掲載された「The Innovator’s Dilemma」という論文がベースになっています。書籍で扱っている事例こそビジネス（アメリカのハイテク企業）が中心ですが、そこから導かれるイノベーションの理論は様々...

読書会では、本書で紹介されているイノベーションの理論を読んで、各々どのようなことを考えたのかを話し合いました。先進的で意欲的な先生方が多かったため、話題は自然と「教育業界でこれから起こるイノベーション」になりました。

「教育業界でこれから起こるイノベーション」はいくつか考えられますが、私の方からはオンライン授業を取り上げ、「オンライン授業と対面授業」をイノベーションの理論に当てはめた考え方について紹介させてもらいました。こちらは読書会でも非常に評判が良かったので、機会をみつけてブログに書いてみたいと思います。お楽しみに。

オンライン読書会を始めて今回で3回目ですが、とても有意義な時間を過ごすことができています。読書会を企画してくれた仲間の先生に感謝ですね。次回のオンライン読書会は12月、今年最後になりそうです。