福原将之の科学カフェ 「福原将之の科学カフェ」では、学校の先生や小学生・中学生・高校生の保護者に向けて、教育に関する情報を発信しています。カフェで読書をするような気楽な気持ちでお楽しみください。
生成AI関係の注目ニュースです！ChatGPTを運営しているOpenAI社が、新たな動画生成AI「Sora」をついにリリースしたことが話題となっています。Soraは、文章や画像、動画を入力すると、新たに短い動画を作成できる生成AIです。さらに、2つの動画を混ぜて1つの動画にすることもできる、次世代の動画生成AIとして注目を集めています。
次世代の動画生成AI Sora
今年2月にSoraの開発発表とデモ動画が公開され話題となりましたが、それから10ヶ月が経過し、満を持してのリリースとなりました。有料版ChatGPTのユーザーは、Soraでも有償ユーザーとして扱われ、月に50本の動画を生成することができます。記事執筆時点ではアクセスが集中しており、筆者も試せていませんが、出来しだい動画を作成してみたいと思います。
動画生成AIの発展に伴い、フェイクニュースなどの問題が懸念されていますが、Soraはその点についてしっかりと対策を講じているとのことです。詳細が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
なお、Soraで生成した全動画は、Sora製であることを識別でき、生成元の検証も可能という。また、Soraは悪質な不正使用（児童性的虐待動画や性的ディープフェイクなど）をブロック。現在は人物が入った画像や動画のアップロードを制限しており、ディープフェイク対策をさらに強化した上で、今後は機能解放していく予定。
