今日のお勧め記事は、久しぶりのメタバースネタです。メタバースとは「メタ(超越した)」と「ユニバース(宇宙)」を組み合わせた造語です。仮想現実、3Dモデル、NFTなどのテクノロジーを活用したメタバースですが、アメリカのディズニーが本格的に活用に乗り出しました。ChatGPTに並んでメタバースも、教育関係者が抑えておきたいテクノロジーです。ぜひチェックしてみてください。
ディズニー✖️メタバース
お勧め記事はこちらです。
ディズニー・エンタープライズの新テクノロジー、「バーチャルワールド・シミュレーター」に対し、このほど米特許当局からの承認が下り、いよいよテーマパークでのメタバース導入が動き出すことになる。
プロジェクション装置やトラッキングシステムなどの技術により、実在する施設内でバーチャル効果を取り入れた演出などが可能になり、テーマパーク内を歩き回る来場客などに楽しんでもらえそうだ。
非公開エリアに設置されたコンピューティング・プラットフォームがプロジェクション装置やトラッキングシステムと通信し、位置を特定したり、表示するバーチャル効果を選び出したりする。
特許内容からは、AR(拡張現実)機能を使い、ユーザーを夢中にさせる没入感たっぷりのバーチャル体験を目指したいという同社の思惑がうかがえる。
記事では、あくまで「テーマパーク内でのメタバース活用」に限られていますが、ディズニーの戦略の本丸は、メタバース内での「ディズニーランドの開園」だと私は予想しています。ディズニーのようにコンテンツを持っている企業はメタバースと相性が非常に良いからです。社会もテクノロジーもまだそこまで成熟していませんので、今は来るべき日のために技術を磨いている段階でしょう。
このあたりの詳しい考察は、2022年9月4日号のShuTOMOに記事を寄稿しましたので、興味のある方はチェックしてみてください。