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ChatGPTに対してGoogleが本気、コード・レッド宣言に競合サービスを限定公開

本ブログでも紹介してきた新しいAI「ChatGPT」ですが、ITの巨人Googleが本気になりました。Google経営陣は「ChatGPT」に対して事業に対する深刻な脅威であるとしてコード・レッドを宣言しました。加えて2月6日、ChatGPTに対抗する新しいAI「Bard(バード)」を限定公開したと報じられました。ChatGPTがGoogleを本気にさせたのです。


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加速する開発競争と進化するAI

ChatGPTを実際に使ってみると分かるのですが、この新しいAIはググる(検索する)よりも使い勝手が良いのです。現時点で「情報の信憑性」は少し物足りないものの、Google検索ではできないようなクリエイティブな作業、例えばプログラミングをしたり授業カリキュラムを考えたりすることがChatGPTには可能です。

このChatGPTに対し、Googleの経営陣は早い段階から「Google事業に対し深刻な脅威である」とする「コード・レッド」を宣言していました。

Googleが本気になって何をするのだろうと楽しみにしていましたが、なんと先日の2月6日、ChatGPTと似たAIサービス「Bard(バード)」を開発したと報道されました。

Google虎の子の「Bard(バード)」は現時点では限定公開のため、残念ながら触ることができませんが、非常に期待できるでしょう。近いうちに一般公開する予定のようなので個人的にも楽しみにしています。

ChatGPTとBard、この両者の開発競争は「対話型AI」を加速度的に進化させることでしょう。AIを使った未来の話が現実になる日も近いかもしれません。そうなったとき、学校において何を学ぶのか、何を教えるのか、AIをどう活用するのか、こうしたことを教育関係者は考えていく必要があるでしょう。