カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる天文台

年度末が期限だったお仕事を昨日仕上げることができ、今週末は久しぶりにゆっくりと過ごしています。不要不急の外出は控えるとのことなので、家の近所を1時間ぐらい散歩した後は、忙しくて放置していたテレビ番組を観ることにしました。その番組名は「カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる天文台」。私が大学院生時代の大半を過ごした場所、野辺山電波観測所のドキュメンタリーです。


【スポンサードリンク】

こちらが長野県にある国立天文台野辺山宇宙電波観測所です。その名前の通り、電波を使って宇宙を観測する天文台です。野辺山観測所の代名詞でもある45メートル電波望遠鏡は1981年、今から39年前に作られました。この45メートル電波望遠鏡と、今はもう引退した6台の干渉計(望遠鏡の一種)を使って私は卒業研究は修士論文を書いたんです。懐かしいですね。

東大の大学院生だった頃、私はこの野辺山観測所に住み込みで研究をしていました。当時は実際に望遠鏡の制御室にいき、望遠鏡を自分で操作して観測を行っていたのですが、今は予算の削減でリモート観測がほとんどだそうです。番組タイトルの「カネのない」から予想はしていましたが、予算削減で研究活動が苦しくなる様子が伝わってきて胸が苦しかったです。

大学院生時代に同じ釜の飯を食べた同期のKくんも取材されていました!「きれいに(銀河の)棒状構造がバキッて腕が折れている感じが萌えっていうか」Kくんの相変わらずの変態っぷりにちょっと安心しました(笑)

その他にもチラチラと顔見知りの研究者が出演しており、懐かしさも相まってテンションが高まったのですが、番組の後半からは徐々に暗い話題が増えてきて、最終的には深く考えさせられることになりました。その内容については、また改めて記事にしたいと思います。