今日は学校の先生向けに、Google Workspaceの最新アップデート情報まとめをお届けします。今日紹介するのは「Googleクラスルーム向けのMeetの新機能」「Google Meetに一斉ミュートと挙手機能の追加」「Googleフォームの設定UIの変更」です。Google Workspaceを使われている先生方は、ぜひチェックしておいてください。
Googleクラスルーム向けのMeetの新機能
2021年10月4日ごろにGoogleクラスルーム向けのMeetの新機能がリリースされました。Googleクラスルームを立ち上げると次のようなウィンドウが表示されたので、普段から使われている先生方はすでに把握されているのではないでしょうか。(ウィンドウで新機能を通知してくれるのは助かりますね。)
Googleクラスルームから参加できるMeetの仕様が変更になり、今まで使いにくかった箇所が大きく改善されました。今までのMeetには「最初にMeetに参加した人が主催者になる」という仕様がありました。つまり、生徒が1番最初にMeetに参加した場合、この生徒が主催者となっていまうのです。後から入った先生はMeetの主催者機能を使用することができないという課題がありました。こちらが今回のアップデートで改善されましたね。
ついでに「待機室」や「クラス外のユーザーの参加承認」などの機能も追加され、以前よりも教育利用で使いやすくなりました。オンライン授業でMeetを利用している学校はとても多いので、こうした機能改善・機能追加はとても有難いですね。
Google Meetに一斉ミュートと挙手機能の追加
Google Meetについての機能改善情報です。
Google Meetに参加している参加者に対して、主催者権限で一斉ミュートにする機能です。こちらはパソコン版で以前から実装されていましたが、今回のアップデートでiOSのモバイル端末でも一斉ミュートをすることが可能になりました。2021 年後半には Androidでも対応されるようなので、タブレットなどのモバイルデバイスでオンライン授業をされている先生にとっては朗報だと思いおます。
二つ目の機能改善は、挙手機能についてです。Zoomなどではお馴染みの挙手を、Google Meetでも行えるようになりました。こちらも地味に嬉しいですね。詳細はこちらをご覧ください。
Googleフォームの設定UIの変更
2021年9月よりGoogleフォームの設定UIが分かりやすく変更になりました。今まではちょっと隠れた場所に配置されていた設定が、正面のタブから選ぶことができるようになったのです。設定機能の場所が分かりやすくなったことで、「テスト機能」などのフォーム機能が今までよりも使われるようになると期待しています。
Googleフォームを使われている方は、一度ぜひ設定内容をチェックしてみてください。