オンライン授業のコツ(2)チャットツールを活用しよう

「オンライン授業のコツ」と称して、ちょっとしたノウハウやコツを紹介していくシリーズです。2回目の今日は、チャットツールの活用方法です。チャットツールは、生徒にとっても先生にとってもハードルが低くて使いやすい機能です。積極的に活用していきましょう。


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チャットの活用方法

オンライン授業では、Zoom・Meet・Teamsにあるチャットツールを率先して活用していきましょう。オンライン授業でのチャットの活用方法はおおきく2つです。

1つ目のチャット活用方法は、授業中の質問を書いてもらう使い方です。

先生の説明で分からないことや聞きたいことがあった場合、その場で生徒にチャットを書いてもらうのです。チャットで質問をすることは、手を挙げて質問をすることよりも心理的ハードルが低くなるため、普段質問をしない生徒でも質問しやすくなるメリットがあります。生徒がチャットに書いてくれた質問は、説明がひと段落した際に回答してあげると良いでしょう。

オンライン授業で講義型の授業をする場合、対面授業に比べると生徒の反応が分かりにくいという難点があります。しかしチャット機能を使えば、その問題をこのように別の即面から補うことができます。オンライン授業の方が生徒の質問がでやすいという話も聞きますので、ぜひ活用してください。

2つ目のチャット活用方法は、自分の意見を書いてもらう使い方です。

質問と同様、対面授業で自分の意見を述べることは生徒にとってハードルは高いですし、何より時間がかかります。しかしオンライン授業のチャット機能を使えば、生徒全員に意見を書いてもらっても短時間で行うことが可能です。

おすすめの活用方法は、オンライン授業の導入時にチャットで意見を聞くことです。例えば「(今日のテーマ)について知っていることや印象」をチャットで書いてもらうことで、生徒の興味・関心を引き立てる方法です。オンライン授業に慣れていない先生でも導入しやすいお手軽なアクティビティですので、こちらもぜひ活用してみてください。