先生のための Weekly 教育ニュース(2/8〜2/14)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「新型コロナによる子供の心の影響調査」「14日の地震による学校施設への影響」について取り上げています。


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新型コロナによる子供の心の影響調査

この調査は国立成育医療研究センターのグループが、新型コロナウイルスによる心の影響を調べるためインターネットを通じて行っているもので、去年11月からおよそ1か月半の間に4600人余りの子どもや保護者が回答しました。

調査では小学4年生以上を対象に、子どものうつの症状を調べる尺度を使って、気分の落ち込みや物事への興味など、過去7日間の心の状態を質問しました。

その結果、
▽小学生の15%
▽中学生の24%
▽高校生の30%に、
中等度以上のうつの症状がみられたということです。

コロナ前の数字(データ)が分からないため正確なことは言えませんが、子供たちの心に負担が溜まっているのは間違いありません。まずは身近な子どもたちに心配りをすることが大切です。

新型コロナによる子供の心の影響については、文部科学省が初の大規模調査に着手していますので、これから新しく出てくる結果にも注目したいと思います。

14日の地震による学校施設への影響

14日の夜に起こった地震の影響についてです。地震の被害を心配しています。

文部科学省は14日、最大震度6強を観測した地震の影響により福島、宮城両県で学校施設の被害を129件確認したと発表した。壁や床のひび割れや窓ガラスの破損、水道管の破裂などだった。両県では15日、被害状況確認のため、公立学校計53校が臨時休校する。

被害の内訳は福島県が10件、宮城県が119件。種別では幼稚園3、小学校47、中学校21、高校35、特別支援学校13、大学3、給食センターなど7だった。

学校施設の地震被害、129件