毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「中央教育審議会、ICT積極活用と小学校高学年の教科担任生を提言」「大学入試、コロナで116校変更 実技中止や遠隔面接」「大学入学共通テストの第二日程が実施」について取り上げています。
中央教育審議会、ICT積極活用と小学校高学年の教科担任生を提言
中央教育審議会は1月26日、これからの時代にふさわしい小中学校や高校などの教育のあり方について萩生田光一文部科学相に答申しました。文部科学省の発表資料はこちらです。
提言内容のポイントは3つ。
- 2022年度を目処に小学5、6年の理科・数学・英語を教科担任制にすること
- 教員のICT活用を促進すること
- 高校普通科を再編し、新学科を設置すること
報道では主に前の2つが大きく取り上げられています。
上記の日本経済新聞の記事に掲載されている「中央教育審議会の答申の骨子」の表が大変分かりやすかったですのでお勧めです。
大学入試、コロナで116校変更 実技中止や遠隔面接
コロナの影響で大学入試の内容変更や中止が相次いでいます。
各大学の変更内容は文部科学省の公式ホームページにまとめられていますので、受験生や先生はこちらを確認しておきましょう。
令和3年度入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について(令和3年1月22日現在)
大学入学共通テストの第二日程が実施
大学入学共通テストの第2日程が1月30日(土)、31日(日)に実施されました。
第2日程を志願したのは718人。校長に学習遅れを認められた現役生に限られ、志願者全体の0.13%にとどまった。一方、コロナ感染や体調不良で第1日程を受けられず、追試に回った受験生は過去最多の1721人だった。
このほか、暴風雪警報が出たため16日の試験がすべて中止となった北海道稚内市の稚内北星学園大などで再試験が行われた。対象者は77人。