先日とある勉強会にて、20代の若者が40代の参加者に圧倒されてしまうシーンがありました。確かに40代の方の経験や行動力、熱意には目を見張るものがありました。彼と自分と比較して、20代の子が自信を失ってしまう気持ちはよく分かります。じゃぁどうすればよいのか。私がその子にアドバイスをするとしたら、毎日なんでもいいので”何か”を続けることをお勧めします。
自信とは「自分への信頼」
自信とは「自分への信頼」です。
過去の経験を根拠に「自分ならできる」と実感することが自信です。20代の若者が自分に自信が持てないのは当然のことですよね。
自分に自信を持てない人は、自信をもてるような「根拠」が少ないからです。
どうしたら「自信をもてるような根拠」が手に入るのでしょうか。
それは、何でもいいので毎日何かを続けることです。
続けるものは何でも大丈夫です。散歩や英語の勉強、ブログでの情報発信、朝のラジオ体操、読書、何でもOKです。
大事なのは、毎日続けることです。実は「成果・効果の大きさ」よりも、「毎日続けること」の方が心理学的にも「自分はやれているんだ」と自信がつきます。
自信がつくと自尊心が向上していき、さらに「毎日続けること」ができるようになります。好循環ですね。
習慣化の敵は完璧主義
そうは言っても「続けること」は難しいですよね。その理由は、実は完璧主義にあります。
「今日は疲れちゃったから30分の勉強は止めよう」「今日はブログのネタがないから止めちゃおう」あるあるだと思います。
コツは、いいかげんに続けることです。
例えば、「今日は疲れちゃったか勉強は5分にしよう」「今日はブログのネタがないから友達の投稿をシェアしてすまそう」などです。
いいかげんでも良いんです。いいかげんでも、毎日積み重ねていくことで自信になるからです。アドラー心理学でも「不完全である勇気」が勧められています。
ちょうど年末年始ですので、新しい習慣にチャレンジするには良いタイミングだと思います。自分に自信が持てないと悩まれている人は、ぜひ「いいかげんに毎日続けること」に挑戦してみてくださいね。
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