先生のための Weekly 教育ニュース(1/13〜1/26)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「共通テスト、『情報Ⅰ』が初実施」「令和7年度DXハイスクールの交付要項が公開」「文部科学省、デジタル教科書も正式教科書として検討」「大卒内定率、4年ぶり低下 84.3%」について取り上げています。


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共通テスト、「情報Ⅰ」が初実施

2025年度の大学入学共通テストで、ついに新科目「情報Ⅰ」が初めて実施されました。私も問題をチェックしましたが、単なる知識の暗記ではなく、思考力を問うような良質な問題が多く出題されていました。

共通テストの問題は、毎日新聞社のウェブサイトなどで公開されています。ぜひ一度チェックしてみることをおすすめします。

令和7年度DXハイスクールの交付要項が公開

文部科学省は、令和7年度「DXハイスクール」の交付要項を公表しました。DXハイスクールは、情報・数理教育を重視するカリキュラムやICTを活用した文理横断的・探究的な学びの強化に必要な環境整備を支援する取り組みです。詳しくはこちらをご覧ください。

文部科学省、デジタル教科書も正式教科書として検討

文部科学省が、紙の教科書の「代替教材」としているデジタル教科書を正式な教科書に位置づけたうえで、紙とデジタルのどちらを使うかは各教育委員会が決める「選択制」の導入を検討していることが18日、わかった。実現すれば、デジタルだけで学ぶ児童生徒が出てくることになる。学校教育の基盤となる教科書のあり方を大きく転換するもので、議論を呼びそうだ。

大卒内定率、4年ぶり低下 84.3%

厚生労働省と文部科学省が24日発表した今年3月卒業予定の大学生の就職内定状況調査によると、昨年12月1日時点の内定率は84.3%と、前年同時点から1.7ポイント低下した。人手不足を背景とした学生有利の売り手市場が続く中、複数企業から内定を得て就職先を決めきれない学生が一定程度いるとみられ、4年ぶりに前年を下回った。