【お勧め記事】夏休みの自由研究が、世界的発見へ――ニホンオオカミの論文を書いた小学生の探究心

小学生の自由研究を侮ってはいけません。今回紹介するのは、小学4年生時に始まったプロジェクトがきっかけで、世界に誇る発見に繋がり、それが中学2年生になって論文にまとめ上げられた事例です。東京都在住の中学2年生、小森日菜子さんは、小学4年の時に見た剥製標本が「ニホンオオカミではないか」と直感しました。その直感を追求し、研究者の協力を得て標本の調査を進め、自由研究の成果をまとめたのです。その後、この研究を基に16ページにわたる論文を2人の研究者と共に執筆し、今年2月に発表しました。この論文は大きな話題となりました。

ニホンオオカミは20世紀初頭に絶滅したとされ、世界で確認されている剥製標本はわずか5体です。その6体目にあたる貴重な標本が、日菜子さんが小学4年生の時に茨城県つくば市にある科博の自然史標本棟の片隅で見つかりました。

この記事では、この標本がどのように発見され、どのような経緯で論文執筆に至ったのか、そして現在中学2年生の日菜子さんを支えた両親や研究者たちの活動を紹介しています。詳細については、以下のリンク先をご覧ください。


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夏休み中盤。子どもも親も、宿題の自由研究に頭を悩ませる時期かもしれない。夏休みの自由研究が、後に大きな発見につながった女の子がいる。今年2月、ニホンオオカミの剥製標本が発見されたと科学論文で発表された。世界で6体目という快挙。保管されていた剥製標本を「ニホンオオカミだ」と気づいたのは当時小学4年生の小森日菜子さんだった。その後、彼女は本格的な論文を執筆、専門家たちからのお墨付きも得られた。ニホンオオカミの剥製標本が、どのように発見され、論文執筆に至ったのか。現在中学2年生の日菜子さんと支えた両親、研究者らの活動を追った。(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)