先生のための Weekly 教育ニュース(6/10〜6/16)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「東北大学が初の国際卓越研究大学に認定」「自治体3割が給食無償化、文科省調査」について取り上げています。


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東北大学が初の国際卓越研究大学に認定

注目のニュースです。世界最高水準の研究力を目指す大学を支援する「国際卓越研究大学」に、東北大学が第一号として認定されることが決定しました。

世界トップレベルの研究水準を目指して国が新たに支援を行う「国際卓越研究大学」について文部科学省は、初の認定候補としていた東北大学が、有識者会議による検討の結果、認定の水準を満たしたと発表しました。ことし10月以降に正式に認定され、今年度中におよそ100億円の助成が開始される見込みです。

「国際卓越研究大学」は、国が設立した10兆円規模の基金「大学ファンド」の運用益を活用し、世界トップレベルの研究水準を目指して重点的に支援する大学で、去年8月、東北大学が初の認定候補として選ばれました。

その後、海外の大学の学長経験者などからなる有識者会議は東北大学が策定した計画の細部について具体的な検討を行ってきましたが、文部科学省は14日、有識者会議が東北大学は「国際卓越研究大学」の認定の水準を満たすと判断したと発表しました。

「国際卓越研究大学」については、こちらの記事がお勧めです。

自治体3割が給食無償化、文科省調査

小中学校で学校給食の完全無償化を実施しているのは、2023年9月時点で全国1794自治体のうち3割にあたる547自治体だったことが、文部科学省が12日に公表した調査結果で明らかになった。前回調査(17年度)の76自治体から6年で7倍に増えた。文科省は、コロナ禍で高まった保護者の経済的負担を軽減しようとした自治体が急増したとみている。