Microsoftは、生成AIが搭載されたOfficeの新サービス「Microsoft 365 Copilot」を11月1日に公開すると発表しました。今年3月に初めて発表され、多くの注目を集めたこの先進的なAIサービスは、予想よりも早く市場に登場することとなりました。Microsoft 365 Copilotでは、生成AIを活用してテキストドラフトの自動作成や、Word文書からパワーポイントプレゼンテーション資料を自動生成するなど、多機能が提供されます。このリリースにより、生成AIの活用が一段と身近なものとなり、新たな時代の幕が開けることとなりそうです。
Microsoft 365 Copilot
新サービス「Microsoft 365 Copilot」における新機能「Microsoft 365 Chat」を紹介した動画がこちらになります。生成AIとのチャット(指示)だけで、多くの事務作業が簡単にこなせるようになります。
Microsoft 365 Copilotについては、こちらの記事が日本語で分かりやすく書かれていてお勧めです。
Microsoft 365 Copilotは法人向けサービスで月額30米ドルになります。ベースとなるMicrosoft 365 Business Standardの月額費用も必要ですので、一番安い価格でも月額6,000円弱はかかりそうです。有料版ChatGPTの月額20ドルと比べてもかなり割高ですね。リリース直後に教育機関で導入するには、残念ながらハードルが高くなりそうです。