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教員が在宅でオンライン授業を行うことを許可しよう

オミクロン株の感染拡大にともない、多くの学校では対面授業からオンライン授業へと切り替わっています。オンライン授業を実施する際は、教員は学校の教室で授業配信を行うのが主流です。しかし、生徒だけでなく教員の健康を守るためにも、教員が自宅からオンライン授業を行うことを認めてあげましょう。


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生徒だけでなく教員も守ろう

学校側はさまざまな理由から、教員が学校に来てオンライン授業を配信することを好みます。しかし、オンライン授業を行うような感染状況においては、教員が学校へ登校することは「感染のリスク」があります。成績処理などのセキュリティに関係しない業務においては、在宅でオンライン授業を行うことを認めてあげることをお勧めします。

特に校内Wi-Fiが強くない学校においては、全学年で一斉にオンライン授業を行うと通信環境が悪化してしまうことになります。在宅での授業配信を認めることで、こうしたリスクを回避することができます。

ここで肝心なのは、「在宅・通勤を教員ひとりひとりが選べること」です。全員一斉に在宅ワークにするのではなく、かと言って通勤を全員に課すのではなく、ひとりひとりが最適な環境を選べることが大事です。教育の個別最適化を進めていくのですから、教員の働き方も可能な範囲で個別最適化していきましょう。