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先生のための Weekly 教育ニュース(11/9〜11/15)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「大学入試中止と一斉休校、現段階では否定的」「GIGAスクールの通信費、国庫負担を検討」「新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループの審議まとめ」について取り上げています。


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大学入試中止と一斉休校、現段階では否定的

先週の文部科学省の会見によると、現段階では大学入試の中止や一斉休校は考えていないとのこと。

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した場合の大学入学共通テストや各大学の個別試験の対応について、萩生田光一文科相は10日の閣議後会見で、今年度実施分については「今の段階で中止は考えていない。受験ですから中止というのはなく、どう延期するかだと思う。関係者といろいろなパターンを想定しておきたい」と述べた。

とはいえ、先週から東京の1日の新規感染者数が300人を超えるようになり、全国的に感染が広がってきました。予断は許さない状況です。

大学受験だけでなく、中学受験・高校受験の関係者の方は要注意です。

GIGAスクールの通信費、国庫負担を検討

学校関係者にとっては嬉しい動きです。

小中学校などでのオンライン学習環境の整備に必要な通信費について、萩生田光一文科相は11月10日、閣議後会見で質疑に応じ、「いまは基本的には自治体が負担することになっているが、義務教育のコストとして考えていく必要もあるのではないか」と述べ、通信費の一部の国庫負担を検討する考えを明らかにした。

時代とともに教育に必要な通信量は増えていきます。通信費の負担は、自治体や私立学校に重くのしかかっています。

現状、学校向けの補助金は通信費には使えません。一部国庫負担になることで改善していって欲しいですね。補助金に通信費が使えるようになれば、Wi-Fiだけでなくセルラータイプも選びやすくなると思います。

新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループの審議まとめ

新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループの審議まとめが11月13日に発表されました。

高校の教育関係者は要チェックです。今後の高校教育の改革の方向性が読み取れますので、概要だけでも目を通しておくと良いでしょう。