毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「通信制高校の設置認可が厳格化」「GIGAスクールの端末更新費用、自治体や保護者の負担を小さく」「GoogleのJamboardが2024年12月31日にサービス終了」について取り上げています。
通信制高校の設置認可が厳格化
文部科学省は、不登校生ら多様な生徒の学び場として急増している通信制高校について、設置する際の審査基準を初めて設ける方針を固めた。通信制高校は20年間で2倍以上に増えたが、一部では不適切な教育活動も見られる。同省は教育の質を確保するため、審査基準を都道府県に示し、設置認可の厳格化を図る。
GIGAスクールの端末更新費用、自治体や保護者の負担を小さくする方針
GIGAスクールの端末更新費用を今後どうするのかは、多くの教育関係者が注目していた課題です。文部科学省は初期の導入時と同様、国費でカバーし、地方自治体や保護者の負担を小さくしていくことを目指すとのこと。1人1台ICT端末の配布がなくなれば、日本のICT教育も逆戻りしてしまいます。文部科学省に期待しています。
GIGAスクール構想で全国の小中学生に整備された端末の更新費用を巡り、自民党文科部会が5年程度の期間を想定した基金の設置を決議したことについて、盛山正仁文科相は9月29日の閣議後会見で、「初めての更新について、以前と同様の形で、地方自治体、保護者の負担をできるだけ小さくする形で、更新することができるかどうか。ここが最大のポイントになる」と指摘し、今後数年続く端末更新の費用を国費で負担する枠組みを作ることが最大の焦点になるとの考えを明らかにした。その上で、国費負担の枠組みが恒久的な制度になるかどうかについては「実績を作って『いまさら補助制度を縮小していくなんて考えられない』とやっていくことになるのではないか」と述べ、まずは初めての更新費用を国費で負担し、その実績を積み上げることが制度の恒久化につながっていくとの見通しを示した。
GoogleのJamboardが2024年12月31日にサービス終了
Googleは2024年12月31日にJamboardのサービスを終了すると発表しました。Jamboardとはホワイトボードアプリで、オンライン授業や協働授業で活用されてきました。Jamboardを使用している先生方はご注意ください。