講演準備

週末に母校で行う講演の準備を進めています。中学三年生と高校一年生の生徒たちに「自分の将来を考える」というテーマでお話をします。25分と短時間なのですが、彼らに伝えたいメッセージはたくさんあるので、短くまとめるのに骨が折れます。講演テクニックを活用するよりも「彼らの生涯の幸せ」を願った「本音の話」ができればと思っています。


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夢にも思わなかった選択肢

私の今のお仕事は「小学校・中学校・高校の教育・ICTコンサルタント」です。私が中高生だったころに教育・ICTコンサルタントという仕事は存在しておらず、また「起業してフリーランス的に働く」という働き方は夢にも思いませんでした。

母校は進学校でしたので、私も学生だった時から「偏差値の高い大学に入学して良い会社に就職する」といったレールを無意識のうちに”普通”だと考えていました。たしかに私の親世代であれば「良い戦略」だったのですが、働き方や価値観が多様化している今の時代においては、必ずしもそれが「良い戦略」とは限りません。

結局、最終的に何が良いのかを選べるのは生徒本人だけですし、その本人が選べるようにサポートするのが周りの大人の役目だと思っています。そういう意味で今回の講演では「夢にも思わなかった選択肢」がちゃんと存在することを気づかせてあげられるような話ができればと思っています。彼らの生涯の幸せを願っています。