毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「教員養成の在り方や免許更新講習の見直しを提言」について取り上げています。
教員養成の在り方や免許更新講習の見直しを提言
先週はGW期間中だったため重要なニュースは少なかったですが、こちらのニュースはチェックしておきましょう。
自民党の文部科学部会が、教員養成の在り方や免許更新講習の見直しについて提言を行いました。詳しい内容はこちらです。
提言では、優秀な学生を対象に大学・大学院の5年間一貫で教員を養成するプログラムや教員免許を持っていない社会人を対象にした集中的なプログラムの開設を打ち出しています。
また、教員が10年ごとに受ける教員免許の更新講習について、最新の知識や技術を習得するという制度本来の趣旨を改めて徹底すべきだとして、実施時期や方法などを抜本的に見直すよう求めています。
さらに、学校での研修を充実させるため、例えば「40分授業」の導入で1時限当たりの時間を短縮して午前中に授業を集中させることにより、午後は校内研修や授業研究に充てるよう促しています。
自民 教員養成の在り方を提言 免許更新講習見直しなど求める
教員養成での5年一貫のプログラムは興味深いですね。個人的には、先生は現場で初めて学べることがたくさんあるので、学生のうちから現場に入れるデュアルシステムの導入をお勧めしています。教員養成でのデュアルシステムは、日本だと上越教育大学大学院が導入していますね。