先月、クラウドファンディングで寄付をしたプロジェクト「Earth Light Project ~それでも、世界が繋がることをあきらめない~」が、なんと目標金額750万円を大きく超える894万円の支援を得ていました。おめでとうございます!
「Earth Light Project」は、炎をスペースバルーンで打ち上げて成層圏から炎越しの地球を撮影、配信するプロジェクトです。「分断」という社会問題に立ち向かうべく、100人を超える若者たちが協力して、国境線のない宇宙に炎を掲げる挑戦に取り組んでいます。
いやぁ、正直驚きました。私が支援をしたのは8月16日ですが、その時はまだ200万円も集まっていませんでした。クラウドファンディングの残り時間を考えると、目標金額を達成するのは正直難しいと思っていました。ところが、そこからわずか1ヶ月で700万円もの寄付が集まったのです。感服しました。プロジェクトメンバーの努力の賜物だと思います。本当におめでとうございます!
Earth Light Project ~それでも、世界が繋がることをあきらめない~
有史以前から、人は炎を囲み、食事を共にし、語り合うことで、つながりを強くしてきました。火を起こすのも保つのも大変だった時代には、その難しさ故に、いざ炎を起こす時には、自然と皆が連帯し、一つの共同体が生まれました。
現在でも、焚き火やキャンプファイヤーのように、炎は人と人をつなぐ象徴として使われています。
一方で、炎は歴史の中で、常に破壊の象徴でもありました。そのせめぎ合いの中で、「略奪のための兵器」ではなく「友愛のための灯火」が国境を越えて移動するという営みを通じて、平和の象徴を担ってきたのが、オリンピックの聖火リレーです。
私たちはそのストーリーに共鳴し、分断に立ち向かい、人と人とを繋ぐ炎の歴史を、未来へとバトンタッチします。
この炎は、私たちの想いの炎です。
日本の若者の、その一部の心に灯った小さな炎は、とてつもなく大きな地球を前に、今にも消えそうに見えるかもしれません。
それでも、確かに灯って、かすかに地球を照らしている。
そんな「炎越しの地球」のイメージを、この日本から世界中に向けて発信することが、新しい共生の火種となることを信じています。
Earth Light Projectのクラウドファンディングより引用
Earth Light Projectでは、非常に丁寧な情報発信が行われています。クラウドファンディングの活動報告のページでは、著名人からの応援メッセージや、総勢130人を超えるプロジェクトメンバーのインタビュー企画「130のストーリー」など、ほぼ毎日新しい情報が発信されています。すばらしいですね。
クラウドファンディングのパートでは、750万円の目標金額を達成したネクストゴールとして、1000万を設定しています。打ち上げ現場である宮古島までの交通費や宿泊費等は、現時点では学生メンバーの自己負担とのこと。ネクストゴールで集まった予算は学生支援に充てられるそうなので、学生を応援したいという方はぜひご支援ください。(注意:クラウドファンディングの期限は明日までです!)