先生のための Weekly 教育ニュース(12/16〜12/22)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文科省、東洋大と大東文化大に対し学力入試の年内実施指導」「精神疾患による病気休職の教員が7000人超で過去最多に」「小中学生、前年度比14万人減で過去最少」について取り上げています。


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文科省、東洋大と大東文化大に対し学力入試の年内実施指導

学力を問う入試の年内実施を公表した東洋大と大東文化大に対し、「大学入学者選抜実施要項」で定める期日を逸脱しているとして文部科学省が見直すよう指導していたことが17日、同省への取材で分かった。両大学の入試は予定通り行われた。

精神疾患による病気休職の教員が7000人超で過去最多に

公立学校の教員で精神疾患により病気休職している人の数が7000人を超え、過去最多を更新したことが文部科学省の調査でわかりました。

これは文科省が毎年調査しているもので、学校を90日以上休むなど精神疾患で病気休職している教員は2023年度、全国で7119人で前の年度より580人増え、過去最多となりました。3年連続の増加で、全教員の0.77%に当たります。

今回初めて文科省が各教育委員会にその要因を聞いたところ、▼児童生徒への指導に関する業務が26.5%で最も多く、次いで▼職場の上司や同僚、部下との対人関係が23.6%、▼学校での事務的な業務が13.2%となっています。

小中学生、前年度比14万人減で過去最少

2024年度の小学生は594万1,733人(前年度比10万7,952人減)、中学生は314万1,132人(同3万6,376人減)といずれも過去最少となったことが2024年12月18日、文部科学省が公表した学校基本調査(確定値)により明らかとなった。