留学事業で有名な『トビタテ!留学JAPAN』が、64,917人の高校生と大学生を対象に海外留学に関する意識調査を行いました。その結果、いくつかの興味深い事実が明らかになりました。
調査によると、9割の学生が留学経験が就活に良い影響を与えたと回答しています。これは、海外留学が学生の視野を広げ、グローバルな視点を身につけることができる貴重な機会であることを示唆しています。
一方で、留学しない理由として最も多かったのは「経済的な余裕がないから」で、約7割の高校生がこの理由を挙げました。昨今の円安や物価高騰が、学生の海外留学へのネガティブな影響を与えていることがわかります。
このデータから、海外留学を支援する奨学金の情報などを適切に高校生に提供していくことが重要だと言えます。経済的な障壁を取り除き、より多くの学生が海外留学という貴重な経験を積むことができるよう、支援体制の充実が求められます。
調査結果の詳細は、リンク先のプレスリリースをご覧ください。
【意識調査結果トピックス】
◼️結果①
9割の学生が留学経験が就活に良い影響を与えたと回答、採用担当者の7割は留学経験者の採用が増えている、8割は今後積極的に採用していきたいと回答。
生徒・学生の激動の時代を生きることへの自信や楽観的姿勢は、留学経験者、未経験者で大きな差が。◼️結果②
留学しない理由1位「経済的な余裕がないから」、約7割の高校生が円安のネガティブな影響を懸念。
留学への興味やせっかくなら行きたい・憧れはあるが、経済的理由が留学を諦める第一のハードルに。
一方、保護者の74%もが留学を応援すると思う/応援した、と回答。
ただし、留学費用として出せる最大額は100万円以下が6割超、うち0円という回答も約2割。