今年の2月から平本式心理学&コミュニケーション実践3ヶ月コース、通称「現場変革リーダー養成コース(現変)」に通っていました。このオンラインコースでは、コーチングやカウンセリング、ファシリテーション、プレゼンテーションなどのコミュニケーションスキルを学ぶことができます。
平本式のコーチング研修に参加した時間は通算120時間を越え、先日無事に12日間の研修を終えました。今日は全体の振り返りをしたいと思います。
アドラー心理学の理論的裏付け
平本式の現変(コーチング研修)での一番の収穫は、アドラー心理学をベースにしたコミュニケーションの理論的裏付けを学ぶことができた点です。
アドラー心理学をベースにしたコミュニケーションの書籍は結構出版されています。
コミュニケーションのノウハウ的なことは書籍からも学べますが、アドラー心理学どのような理論をもとにノウハウができているのかは本には書かれていません。現変ではアドラー心理学の理論的な裏付けを丁寧に説明してくれて、個人的にはとても腑に落ちました。
ちなみに、アドラー心理学をベースにしたコミュニケーションについては、現変の先生である平本あきおさんもYouTubeでかなり情報発信をしています。
実は「平本さんのYouTubeで学べば研修に参加しなくても大丈夫なんじゃないか?」と最初は思っていました。でもそんなことは当然なくて、研修での実習を経験してからでないと教わった理論が腑に落ちないんですね。
実際、最終日のDay12の講義内容はDay1の講義とほとんど同じだったのですが、12日間の研修での実習体験を経てから聞くと、内容の理解度が全然違っていました。コーチングやコミュニケーションの実習(練習)なんて普段の生では絶対にできませんので、12日間は貴重な研修でした。
ビジネススキルがブラッシュアップされた
さらに現変では様々なビジネススキルについて学ぶことができました。(正確にはビジネススキルではなく、その土台となるコミュニケーションOSがよくなることでビジネススキルが強くなったイメージです。)
具体的には、部下との1on1時のコーチングスキルやミーティング時のファシリテーションスキル、組織内の人間関係をよくするコミュニケーションスキルや、「自分の想い」を人に伝えるプレゼンテーションスキルなどを学ぶことができました。
これらのビジネススキルは汎用性が高く、どのような仕事・どのような職場であっても応用がきくため、キャリアアップとしても現変は大変お勧めの研修です。
人間関係に悩まなくなった
現変に参加して私自身に大きく変わった点としては、人間関係に以前ほど悩まなくなったことです。といっても、人間関係の全てが完璧にスムーズになったわけではありません。
もちろん現変はコミュニケーションの研修ですので、家庭内や仕事関係の人間関係は全体的に改善したと思います。でも一番は「人間関係がうまくいっていなくても悩まなくなった」からです。これはDay7のアサーションスキルを学んだことがきっかけでした。
人間関係を”今すぐ”に改善しようとすることを手放して、得たい結果(将来)から逆算してコミュニケーションを考えるようになりました。「悩みの9割は人間関係」とも言われる時代において、人間関係の悩みを手放せるようになったのはとても良かったです。
平本式の現変はなかなかなお値段でしたが、自信を持って参加して良かったと思います。興味のある方はぜひ2日間の体験講座に参加してみてくださいね。
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