今日は教育のお話ではありませんので、興味のない人はスルーしてくださいね。今年の振り返りシリース、今日は2020年に読んだ本の中で印象に残っている本ベスト5を紹介します。年末年始の読書の参考にしてもらえたら嬉しいです。
5位 宇宙飛行士選抜試験〜ファイナリストの消えない記憶
宇宙関連では、宇宙飛行士選抜試験ファイナリストの内山崇さんのこの本が一番印象に残っています。今年の10月には13年ぶりの日本人宇宙飛行士の募集が開始されるニュースも発表されたため、ベストなタイミングで出版されましたね。
最近、著者の内山崇さんが有料noteマガジン『宇宙飛行士挑戦エバンジェリストマガジン 宇宙飛行士を本気で目指すきみへ』の連載を始めましたので、興味のある人はこちらもお勧めです。
4位 Society5.0に向けた進路指導 個別最適化時代をどう生きるか
本書は、今の学校教育に疑問を感じている小・中・高のお子さんを持つ保護者と先生向けに書かれている本で、N高・N中などの広域通信制学校について大変分かりやすく紹介されています。
ご存知の通り、学校法人角川ドワンゴ学園は第二のN高となる「S高等学校」を来年新設すると発表しました。N高、S高の出願者数も昨年比3倍超のペースで進んでいます。
コロナ禍の今、広域通信制学校は教育関係者にとって無視できない存在です。管理職の先生は、この本に一度目を通しておくことをお勧めします。
3位 子どもが「学び合う」オンライン授業!
今年の休校期間中、学校の先生方はオンライン授業の対応に追われていたのではないでしょうか。
本書は、「オンライン授業未経験の先生」のための手引書です。「Zoomでオンライン授業をやってみたいけど、何から始めれば良いかわからない」、そんな先生が近くにいましたら、是非この本を紹介してあげてください。
実は著者の西川先生とご縁があって、私もこの本の執筆に関わってきました。そういった意味でも、私の中で大変印象に残っている本です。Zoomの初期設定やセキュリティ問題について担当しましたので、読んでいただけると嬉しいです。
2位 ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書
2020年を振り返ると、私のテーマはずばり「コミュニティ」でした。
コロナ禍によって、仕事やプライベートの付き合いが大きく変化した一年でした。新しいコミュニティとのご縁があり、そこでたくさんの人たちと出会いました。
本書は、企業や地方自治体でコミュニティ運営に携わる人向けに書かれていますが、自分たちでサークルを作ったり、オンラインイベントを立ち上げたりする際にも大変参考になると思います。
この本を私がお勧めしたい相手は、実は10代〜20代の学生さんです。コミュニティ運営に関する知識を少しでも持っておくことは、これからの社会で得になると思うからです。
またオンラインイベントのノウハウについても言及されていましたので、オンライン説明会などを主催する予定の広報関係の先生にもお勧めです。
1位 7つの習慣
2020年で一番印象に残った本の1位は、7つの習慣です。コロナ禍で色々と考えさせられた時期に、7つの習慣を読み直すことで自分の軸を正すことができました。
本書は、まだ読んだことのない人から見ると「怪しい本」「うさんくさい本」「意識高い系の本」だと思いますが、食わず嫌いをせずに一読することをお勧めします。
この本で紹介されている「影響の輪」の喩えや、タスクを「緊急度」と「重要度」の2軸で分類する考え方は、目から鱗が落ちました。おすすめの一冊です。
本が苦手な人向けにマンガシリーズも出ていますので、よかったら是非ごらんください。