今日は宇宙や天文学に関するおすすめの記事をご紹介します。先日、国立天文台から、すばる望遠鏡とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)に関するプレスリリースが発表されました。この発表によると、すばる望遠鏡が発見した天の川銀河の最果てにある星形成領域を、JWSTの観測により鮮明に捉えることに成功したとのことです。
星形成領域の鮮明な映像を捉えた研究
恒星は、太陽を含め、宇宙に漂うガスの塊である星形成領域から誕生します。しかし、この星形成領域は厚いガスに包まれているため、その詳細な観測は非常に難しいものでした。
そこで、日本が誇るすばる望遠鏡と、赤外線観測が得意なJWSTが協力し、これまで詳細に捉えることが困難だった星形成領域の映像をついに鮮明に撮影することに成功しました!
私自身、大学時代の研究室で星形成領域を研究していたため、こうした観測映像が見られる時代が訪れたことに大きな感動を覚えました。プレスリリースによると、すばる望遠鏡とJWSTによる共同研究は今後も続く予定で、これからの成果にますます期待が高まります。
興味を持った方は、ぜひリンク先の記事をご覧ください。
www.nao.ac.jp
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2024/20240913-subaru.html