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【Zoom】画面共有中のスライド操作を複数人で行える新機能

Zoomの新機能の紹介です。画面共有でプレゼンテーションしているスライドを複数人で操作(ページめくり)することができる新機能がリリースされました。「スライド資料は1つだけど発表担当者が違う」といった状況に対応することができます。複数人でスライドを操作する方法は簡単なので、「スライドを画面共有する人」と「スライドの説明をする人」みたいな分担がより簡単になります。オンライン授業の現場では、グループプレゼンなどで生徒が使う機会があるかもしれませんね。興味のある人はチェックしてみてください。


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Zoomアプリのアップデートと事前設定が必要

今回の新機能を使うためには、Zoomアプリのアップデートと事前設定が必要です。

Zoomの事前設定は、webポータルにログインした後に、設定ページの「ミーティング」→「ミーティングにて(基本)」にある「スライド操作」のチェックをオンにすればOKです。

なお、今回の新機能はパソコン(WindowsとMac)のみで、スマホとタブレットには対応していないのでご注意ください。

パワーポイント、Keynote、Googleスライドに対応

新機能の使い方はとっても簡単です。画面共有中に、画面上部のツールバーの中にある「スライド操作」をクリックします。すると次の画像のようにスライド操作権限を割り当てる参加者候補(PC利用者のみ)が表示されます。

ここでスライド操作権限を割り当てたいユーザーをクリックで選択すればOKです。

操作権限を割り当てられたユーザーは、次のような画面になります。画面共有されている左下に「〜〜〜のスライドを操作します」のメッセージと、スライドを操作するための矢印ボタンが表示されます。こちらの矢印ボタンをクリックすると、画面共有されているスライドを自由に操作することができます。

次の画像のように、スライド操作権限を割り当てるユーザーは複数人でもOKです。また、「スライド操作を停止」ボタンをクリックすれば、すぐにスライド操作権限の割り当てを中止することが可能です。

新機能の使い方は以上になります。PDFのスライドは操作できない点や、プレゼンテーションモードにしていないスライドも操作できない点にご注意ください。


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