中学受験模試の保護者会では、志望校の選び方についてよくお話をさせていただいています。コロナ以降の志望校選びのポイントとして挙げさせてもらっているのが、「学校のオンライン授業の取り組み」です。新型コロナウイルスが根絶されない限り、いつまた学校が休校になるか分からない状況が続きます。その際に「学びと心身の健康の補償」として、オンライン授業に前向きに取り組んでいる学校をお勧めさせてもらっています。
検索しなくても伝わる情報発信をしよう
しかしながら多くの学校のホームページを見てみると、ユーザーが自分で「オンライン授業」と検索をかけなければ、その学校でどのようなオンライン授業の取り組みが行われているのかよく分かりません。もちろん学校ブログなどで情報発信はされているのですが、検索しないと分からないのでは情報発信としては不十分です。
Withコロナ時代の学校選びの観点として、オンライン授業の取り組みは保護者・生徒にとって大きな関心ごとです。学校側はちゃんと相手に伝わる情報発信を心がける必要があるでしょう。おすすめの情報発信としては、次の3つです。
- 学校ホームページで専用ページ「オンライン授業の取り組み」を作る
- 学校のパンフレットに記載する
- 学校説明会で紹介する
ハイブリッド授業なども実施しているのであれば、そのこともしっかり伝えると良いでしょう。ご家族に基礎疾患等があって学校に来れない子供たちもいます。ハイブリッド授業やオンライン授業で学校がきちんとケアしていることが伝われば、子供と保護者もきっと安心するでしょう。
広報担当の先生方は、ぜひ相手に伝わる情報発信を心がけてみてください。