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ABLabに加入してからの1年間を振り返ってみた(前編)

2020年6月2日に宇宙ビジネスの実践コミュニティABLab(エービーラボ)に加入してから1年が経ちました。ABLabは宇宙に興味関心のある社会人や大学生・大学院生が集まるオンラインサロンで、私はABLab宇宙教育プロジェクトのリーダーもしています。今回、ABLabに加入してからの1年間を振り返ってみました。


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ABLabに参加したきっかけ

ABLabに参加した2020年6月2日は、まさにコロナ禍。仕事もほとんどオンラインに移行し、生活も大きく変わった時期でした。学校のコンサルやブログでの教育情報発信などの教育関係の仕事は順調だったのですが、親子向け宇宙教室などのライフワークだった宇宙教育の仕事はコロナで軒並み中止となりました。

宇宙教育関係の活動が何かできないかと思って色々探していた時に見つけたのが、ABLabのYouTube番組「オンラインプラネタリウム」でした。

このオンラインプラネタリウムがきっかけでABLabに興味を持ち、参加することしたのでした。

実をいうと、この時期にはABLab以外のオンラインサロンにいくつか参加していました。オンラインサロンの活動事態が初めてだったので、どんな体験なのかを知るために色々なサロンを見ておきたかったからですね。色々なサロンを覗いた結果、ABLabの空気感や中の人たちの人柄に惹かれて、ABLab一本になったのはそれほど多くの時間はかかりませんでした。

初めてのプロジェクト活動

ABLabの加入して想定外だったのが、目当てにしていた宇宙教育プロジェクトが活動を休止していたことです。宇宙教育プロジェクトの前のリーダーがABLabを退会しており、まとめる人がいなくなってしまったことが原因だそうです。

ABLabは自由にプロジェクトを立ち上げたりできるとはいえ、加入したばかりのサロンで行動を起こすにはちょっとハードルが高かったです。そんなとき、先のオンラインプラネタリウムのリーダーである荒井さんが「小学生向けのオンラインジュニア天文合宿をやろう」と企画を立ち上げてくれたわけです。

小学生を対象に、去年の8月29日(土)から30日(日)にかけて、専門家から宇宙や星空のことを楽しく学ぶ、仮想「1泊2日」のオンライン天文合宿を開催しました。これがABLabで初めて私が関わったプロジェクト活動でした。「オンライン」×「合宿」という初の試みで緊張しましたが、ABLabメンバーのみんなのおかげでイベントは無事に成功しました。

宇宙教育プロジェクト、再始動へ

オンラインジュニア天文合宿の準備と開催を通して、私はABLabのメンバーたちと打ち解けて仲良くなることができました。依然としてABLab宇宙教育プロジェクトは休止したままだったのですが、ここで宇宙教育プロジェクトを再始動する話がメンバー間でも立ち上がりました。

そこで9月に「オンラインジュニア天文合宿の開催報告会&宇宙教育プロジェクト再始動キックオフミーティング(名前が長い)」を私が企画して、司会進行を行うことにしました。このことがきっかけで、再始動した宇宙教育プロジェクトのリーダーに私がなったのでした。

オンラインジュニア天文合宿で感じた課題

ABLabでの初めてのプロジェクト活動として、小学生を対象にしたオンラインジュニア天文合宿を昨年夏に実施しました。

このオンラインジュニア天文合宿は個人的にも大成功だったのですが、ひとつだけ課題に感じたことがあります。それは「参加者同士の横の繋がりを十分に作ることができなかった」ことです。

最終日のお昼には、参加者同士で簡単な会話は自然と行われていました。しかしそれは「参加者が仲良くなった」というレベルではありません。もちろん単発のイベントなので限界のあることですが、「子供同士の繋がりをどうしたら作れるか」は大きな課題感を私の中に残しました。

これは私自身の教育観なのですが、子供たちの一生涯の幸せを実現させるためには、「一生涯付き合っていける仲間と繋がること」「多様な人たちと折り合いをつけながら付き合っていく力」の2つが大事だと考えています。「宇宙教育」として宇宙の魅力や面白さを伝えていくことは大事ですが、それ以上に「子供たちの一生涯の幸せ」に貢献したいと私は常々思っています。

後編に続きます。