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【Zoom】デュアルディスプレイ(外付けモニター)でパワーポイントのスライドショーを行う方法

昨日の記事「【Zoom】デュアルディスプレイ(外付けモニター)を使ったオンライン授業の勧め」の続きです。デュアルディスプレイでZoomを使うと、画面共有時に「共有画面」と「生徒たちの顔(ギャラリービュー)」を別々のモニターに表示させることができます。しかし首都圏模試のままパワーポイントのスライドショーを開始すると、「生徒たちの顔(ギャラリービュー)」が消えてしまい、デュアルディスプレイのメリットが失われてします。今日はこの問題の解決方法を紹介したいと思います。


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こちらが問題のシーンです。せっかくデュアルディスプレイにしたのに、スライドショーを開始すると、両方の画面でパワーポイントが表示されてしまいます。これでは生徒の様子を見ることができません。

この問題は、パワーポイントのスライドショーの設定を変更することで解決することができます。パワーポイントの「スライドショー」のタブから「スライドショーの設定」を開き、その中にある「出席者として閲覧する(ウィンドウ表示)」にチェックを入れてください。

この状態でスライドショーを開始すると、下記のような「ウィンドウ表示のスライドショー」を作ることができます。

この「ウィンドウ表示のスライドショー」を全画面表示(フルスクリーン表示)させた状態で、Zoomの画面共有を開始してみてください。下の写真のように、メインモニターに「ウィンドウ表示のスライドショー」を、外付けモニターに「生徒たちの顔(ギャラリービュー)」を表示させることができます。

補足:全画面表示(フルスクリーン表示)をさせなくても大きな問題はありませんが、全画面表示させた方が上部のツールバーが非表示になるため、スライドを大きく表示させることができてお勧めです。

これで、デュアルディスプレイのメリットを損わずに、パワーポイントのスライドショーを画面共有することができました。

この方法の注意点としては、スライドショーを開始する前に画面共有を行うと、Zoomの画面共有が解除されてしまう点です。Zoomで画面共有を行う前に、必ずパワーポイントのスライドショーを開始して「ウィンドウ表示のスライドショー」を作成してから、画面共有を行うようにしましょう。


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