広島県私立学校教育研修集会でAI教育の分科会を開催

昨日、広島県で開催された私立学校教育研修集会において、ICT分科会のコーディネーターとしてAI教育に関する研修を担当しました。分科会は全4セッション構成で実施しました。セッション1では、私からAI教育の背景と、生成AIを授業で活用する際の重要なポイントについて解説しました。


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セッション2・3では、清泉女学院中学高等学校の小野先生と北宮先生が登壇。北宮先生から生成AI活用の実践事例と注意点について、小野先生からは倫理授業で展開している「答えのない問い」を用いた模擬授業を実施していただきました。参加者からは「実際の授業イメージが掴めた」という声が多く寄せられました。

清泉女学院の革新的な取り組みは、私の前著『教師と保護者のための子どもの学び×AI入門』でも詳しく紹介しています。今回、実際に先生方の生の声を聞けたことは、参加者にとって貴重な機会となったようです。

セッション4の座談会では、私がファシリテーターとなり、小野先生、北宮先生と共に、AI教育の現場での試行錯誤や手応えについて深く掘り下げました。会場からリアルタイムで集めた質問にも答えながら、実践者ならではの知見を共有することができました。

今回の研修を通じて、AI教育への関心の高さと、現場の先生方の真摯な取り組み姿勢を改めて実感しました。AI教育についてさらに詳しく学びたい方は、拙著『教師のためのAI教育入門』もご参考いただければ幸いです。