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学校向け G Suite 導入の手引き(1)導入のロードマップ

昨日のブログに書いたように、ここから数回に渡ってG Suite 導入のノウハウについて情報発信をしていきたいと思います。単に導入手順を説明するだけでなく、学校で運用する際のコツやポイントも紹介していきたいと思います。G Suiteの導入を検討している学校の先生はもちろん、既に導入済みの学校の先生もぜひ参考にしてください。今日は「G Suiteで出来ること」と「G Suite導入のロードマップ」について説明します。


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G Suite で出来ること

導入を始める前に、G Suiteでどのようなことが出来るのかを紹介したいと思います。具体的な方がイメージしやすいので、箇条書きでいくつか使い方の例を挙げてみましょう。

  • 先生・生徒・保護者に学校公式のメールアドレスを付与できる(何人でも無料)
  • クラスごと、学年ごとにメーリングリストを作れるので、生徒や保護者に簡単に一括でメール連絡が可能になる
  • Googleクラスルームを使うことで、クラスの生徒全員に一括で課題を出したり、課題を回収したりすることができる
  • Googleクラスルームを使うことで、クラスの生徒にオンライン小テストを実施できる(採点は自動、Google formと連携)
  • Googleクラスルームは学校外部から見られないので、授業動画のリンクを貼ったり、学習に使う資料を添付したりできる(著作権的にもOK
  • Googleクラスルームからボタン1つでオンライン授業を開催できる(Google meet)
  • 保護者用のGoogleクラスルームを作れば、保護者連絡やオンライン保護者会も可能
  • Google meetの招待をメールで送れば、生徒・保護者との個人面談ができる
  • Google formを使って、様々なアンケートを実施できる(誰が未回答かもすぐ分かる)
  • 生徒の学習に活用できる様々なアプリ(ドキュメント、ドライブ、スプレッドシート、スライド)を無料で活用できる
  • Google meetの設定次第では、生徒同士の自主オンライン勉強会も開催できる(制限することも可能)
  • 先生用のグループウェアが無い場合、Googleクラスルームでオンライン職員室を作成できる

上記のことがすべて無料でできます。Googleのサービスは全ての端末(パソコン・スマホ・タブレット)に対応しているのも嬉しい点ですね。ただし、生徒がスマホでGoogleクラスルームを使う場合は、アプリの動作が遅くなったり、画面が見づらいという意見も耳にしています。

ですので、スマホしか持っていない生徒がいるようでしたら、Google主催の「Google for Education 遠隔学習支援 プログラム」に学校で申し込んで、Chromebook 無償貸出を検討すると良いでしょう。

G Suite 導入のロードマップ

学校向けG Suite(G Suite for Education)を導入する際のロードマップを紹介します。

  1. G Suite for Education に申し込みをする
    1. メールアドレスで使用するドメインを決める
    2. 専用フォームから申し込みを行う
    3. 学校のドメインの所有権を証明する
  2. 教職員のアカウント作成
    1. 名簿の作成
    2. G Suite内部の組織の構成を決める
    3. 名簿を使ってインポート(CSV一括アカウント登録)
  3. 教職員にGmailのログイン情報を配布
    1. メールアドレスとパスワードを伝達
    2. ログイン方法を伝達
  4. メールサーバーの切り替え(本格運用スタート)
    1. DNSレコードを編集する(MXレコードとSPFレコード、必要に応じてCNAME)
    2. メール送受信の動作確認
  5. 生徒・保護者のアカウント作成
    1. 名簿の作成
    2. 名簿を使ってインポート(CSV一括アカウント登録)
  6. 教職員・生徒・保護者のグループ(メーリングリスト)作成
    1. 必要なグループを作成する(手動 or プログラミング)
    2. 教職員・生徒・保護者のアカウントをグループに追加していく(手動 or プログラミング)
  7. 生徒・保護者にGmailのログイン情報を配布
    1. メールアドレスとパスワードを伝達
    2. ログイン方法を伝達
  8. Googleクラスルームの運用スタート
    1. 教員アカウントの承認(クラスルーム専用グループに教員アカウントを追加)
    2. 学校全体のGoogleクラスルームの設定
    3. Googleクラスルームの運用方法を決める
    4. Googleクラスルームを作成し、生徒を招待する
  9. (補足)G Suiteに必要な運用方法を決める
    1. 教職員・生徒・保護者のメールアドレス情報を掲載したスプレッドシートを作成する
    2. Googleドライブで教職員同士の共有フォルダを作成する

導入のロードマップは以上になります。ロードマップが長くて大変な印象ですが、焦らずに一歩一歩導入していきましょう。次回は「1. G Suite for Education に申し込みをする」から、G Suiteの導入方法を解説していきたいと思います。


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