プログラミング教育と脱工業化社会(2)第4次産業革命のIoT

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(承前)前回の続きです。プログラミング教育が必修化された背景には、第4次産業革命とIT人材不足があります。プログラミング教育の”Know Why(なぜプログラミング教育をするか)”を知るためには、「第4次産業革命」と「新しい時代のIT人材」について理解しておく必要があるのです。そこで今回は、第4次産業革命のキーワードのひとつ、IoT(Internet of Things, モノのインターネット)を例に挙げて、第4次産業革命後の「私たちの生活の変化」について考えてみたいと思います。

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IoT(Internet of Things, モノのインターネット)

IoTとは「モノのインターネット」を意味します。私たちの身近なモノ、例えば家電などがインターネットに繋がることを言います。以前にブログで書いた「AI時代のルンバの価値」のルンバも、IoTのひとつです。その他にも、IoTの例としてよく使われるのが冷蔵庫です。

冷蔵庫がインターネットにつながると、どうなるのでしょか。冷蔵庫のドアの影響でタッチパネルのように操作ができ、冷蔵庫の中の食材から献立を提案してくれます。食材の賞味期限をスマホから確認し、買い足したい食材はそこから注文をしたり、近所のスーパーの特売情報を教えてくれたりします。最近では音声で冷蔵庫と対話や操作ができるそうです。このような機能を搭載したIoT冷蔵庫は、既にシャープパナソニック日立から発売されています。

IoTの例として冷蔵庫を見てきましたが、正直あまり未来感が感じられなかったと思います。そこでここでは、第4次産業革命後の「私たちの生活の変化」を実感してもらうために、現在開発中のIoTロボットキッチンを紹介したいと思います。

IoTのロボットキッチン

Moley Roboticsが開発中のロボットキッチンのPV

こちらが現在開発中のIoTロボットキッチンのプロモーション動画です。1分ちょっとの動画ですので、よかったらご覧ください。動画のロボットキッチンはまだプロトタイプ(試作品)ですが、2020年内に商品化を目指して開発中だそうです。将来、私たちの身の回りにIoTの製品が増えたら、こんなにも生活が変わっていくのです。

IoTロボットキッチンが当たり前になった時代では、自宅にいながらプロレベルの料理が食べられるようになるでしょう。インターネットで音楽をダウンロードするように、高級料理店や海外の名物料理などをインターネットから購入できる生活です。食材も自分で買い物に行く必要はなくなり、ドローンや自動運転自動車で運ばれてくるでしょう。

大袈裟でもなく、今の子供たちが大人になる頃には、世の中はこれぐらいの変化が起こりうるのです。そのことを、ぜひ覚えておいてください。プログラミング教育に限った話ではありませんが、教育の”Know Why(なぜするか)”をちゃんと理解するためには、新しい時代がどのような社会になるのかを知っておく必要があるからです。(続く)

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著者

AI教育コンサルタント / 株式会社FlipSilverlining 代表取締役 / 守谷市生成AI活用推進プロジェクトアドバイザー
自治体のAI教育アドバイザーや私立中高の教育コンサルとして学校現場に入りながら、AI時代の教育について書いています。著書3冊(明治図書)、教員研修・講演120回以上、授業視察1,000回以上。

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