先週の日曜日、ホワイトハンドコーラスNIPPONのオンラインコンサートが開催されました。ホワイトハンドコーラスNIPPONとは、目の見えない子供たち、耳の聞こえない子供たちによる「インクルーシブな合唱団」です。
私もライブ配信で視聴したのですが、子供たちの素晴らしい姿に思わず涙ぐんでしまいました。これまでもYouTube等で子供たちの歌う姿は観たことがあったのですが、コンサートはひと味もふた味も違っていました。コンサートのアーカイブはYouTubeから視聴できますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
ホワイトハンドコーラスNIPPON 配信コンサート
こちらが配信コンサートのアーカイブなのですが、他のウェブサイトでは視聴できない設定になっています。YouTubeのページに移動すれば視聴できますので、そちらからご覧ください。
ホワイトハンドコーラスは、ベネズエラのエル・システマで1995年に誕生した、インクルーシブな芸術活動を行うユニークな合唱隊です。障がいの有無に関わらず、音楽と一体になって耳の聞こえない子どもは手の表現で歌い(手歌)、目の見えない子は声で歌い、互いに支えあいながら活動しています。発声の難しい子どもは白い手袋をして歌の世界を生き生きと表現することから、ホワイトハンドコーラスと呼ばれています。
「ホワイトハンドコーラスNIPPON応援隊」より引用
ホワイトハンドコーラスNIPPONの配信コンサートを観て、私は本当に感動しました。子供たちひとりひとりが音楽と向き合って、想いを込めて合唱に取り組んでいることがヒシヒシと伝わってきたからだと思います。
ホワイトハンドコーラスNIPPONの運営に取り組まれている大人の方々も、本当に素晴らしい人たちばかりで、心から尊敬して応援しています。Facebookページに活動の様子が随時アップされていますので、良かったらこちらもご覧ください。
ちょっと残念なのは、運営の方々が忙しくて広報活動にあまり手が回っていないことでしょうか。ホワイトハンドコーラスNIPPONを支援するクラウドファンディング(コミュニティ)が10月に立ち上がったのですが、私を含めてまだ3人しか支援者がいません。
ホワイトハンドコーラスNIPPON応援団では、子供たちの活動費をサポートしてくれる支援者を募集しています。寄付は一日81円から可能です。
「子どもたちを社会全体で支える仕組みを作っていきたい」というホワイトハンドコーラスNIPPONの想いに共感された方は、一緒に応援団へ参加してもらえると嬉しいです。ご支援、よろしくお願いします。