毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文部科学省、公立高校入試で外国籍の生徒に特別枠など配慮を通知」「文部科学省、デジタルや脱炭素分野の理工系学部の新設を支援」について取り上げています。
文部科学省、公立高校入試で外国籍の生徒に特別枠など配慮を通知
文部科学省は2024年度以降の公立高校の入試において、外国籍の生徒を対象とした特別枠の設定や、試験問題にルビをふるなどの配慮を進めるよう全国に通知しました。
文部科学省が全国の教育委員会などに出した通知では、今年度以降に行われる高校の入学試験で配慮を求める事項をまとめています。
文部科学省、デジタルや脱炭素分野の理工系学部の新設を支援
文部科学省は26日、デジタルや脱炭素分野などの理工系学部を新設・拡充する大学と高等専門学校の計97校を、財政支援の対象に選んだと発表した。2022年度に立ち上げた約3千億円の基金から拠出。国際競争の激しい成長分野を引っ張る理系人材の育成を目指す。
文科省は取り組みを二つの類型に分けて公募していた。一つは、主にデジタル関連の学部新設など組織改編を検討する公私立大に最大20億円を支援する内容で、今回は59校を選定した。
もう一つは、主に情報系の既存学部を強化して定員を増やす国公私立大と高専に最大10億円を支援するもので、38校を選んだ。