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先生のための Weekly 教育ニュース(3/18〜3/24)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「教員採用試験合格で教職大学院など修了者 奨学金返還免除へ」「中学校教科書検定の結果公表」「一時保護中の小中学生『通学率』は1割未満」について取り上げています。


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教員採用試験合格で教職大学院など修了者 奨学金返還免除へ

深刻な教員不足の解消に向け、教職に就いた人の奨学金の返還免除について検討してきた文部科学省は、対象を教職大学院に加え、そのほかの大学院で実習などを修了した人とし、新年度の採用試験の合格者から実施する方針を固めました。

教員の奨学金の返還免除をめぐっては、去年12月から中教審=中央教育審議会の部会で、期待される効果や対象などが議論されていて、文部科学省はこのほど具体的な方針案をまとめました。

中学校教科書検定の結果公表

中学校の教科書の検定結果が公表され、一部で話題になっています。

来年から使われる中学校の教科書の検定結果が公表され、ほとんどの教科書にQRコードが掲載されていることが明らかになりました。また、野球の大谷翔平選手が複数の教科書に登場しています。

一時保護中の小中学生「通学率」は1割未満

虐待などの理由で2022年度に全国の児童相談所が一時保護した小中学生は延べ約2万8000人で、このうち一時保護中に週4日以上学校に通ったのは1244人にとどまることが、毎日新聞の調査で判明した。通学したいかどうか意向を原則確認しているのは、児相を持つ78自治体のうち約3割の24自治体で、学校で教育を受ける権利が十分に保障されているとはいえない状況が浮かび上がった。