今日はGoogle Workspace for Educationを使用している学校への注意喚起です。Google Workspace for Educationの最新アップデートにより、サードパーティ製アプリへのアクセス制限が強化されます。継続してこれらのアプリを利用したい場合は、2023年10月23日までに管理者が対応する設定を完了させる必要があります。対応しない場合、生徒たちは10月からSSOを通じてサードパーティ製アプリを利用できなくなります。Google Workspace for Educationを活用しているすべての学校は、ICT担当者に早急に確認し、適切な設定を行うことを強くお勧めします。
サードパーティ製アプリのアクセス制限強化
Googleのアップデート内容と対処法については、公式ブログをご覧ください。
学校が取るべき対応として、以下の2つの選択肢を検討することができます。
- SSO機能を学校指定アプリだけでなく、他のアプリでも自由に利用できるように設定する(保護者からの許諾が必要となります)。
- SSO機能の利用を学校指定アプリのみに限定して運用する。
生徒たちにICTを自由に利用させる方針を持つ学校は、選択肢1が適しています。この選択を採用する場合、入学式や始業式などの機会に保護者からの許諾を確実に取得することが欠かせません。
一方、小学校のように生徒のICT利用をより管理下に置きたい場合は、選択肢2が推奨されます。ただし、学校公認のアプリを導入する際には、管理画面でのアプリ登録を行うことが必要となります。
Google Workspace for Educationの設定方法ですが、まず管理者アカウントで管理画面にログインし、画画面上部に表示される「使ってみる」ボタンをクリックしてください。これにより、ガイド付きのナビゲーションが表示され、スムーズに設定を進めることが可能です。
設定期限は2023年10月23日までです。対応しない場合、生徒たちは10月からSSOを通じてサードパーティ製アプリを利用できなくなります。Google Workspace for Educationを活用している学校は必ず対応しましょう。