先生のための Weekly 教育ニュース(8/7〜8/13)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文部科学省、『副校長・教頭マネジメント支援員』制度を創設」「2022年度 プログラミング教育・高校『情報Ⅰ』実態調査が公開」について取り上げています。


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文部科学省、「副校長・教頭マネジメント支援員」制度を創設

文部科学省は、学校管理職の長時間勤務を解消するため、公立学校の副校長や教頭を補佐する「副校長・教頭マネジメント支援員」制度を創設する方針を固めた。自治体が支援員を配置した場合、人件費の3分の1を国が補助する方向で調整しており、2024年度概算要求に関連経費を盛り込む。

支援員が担う業務は、一般的な事務作業に加えて、教員の出勤管理▽保護者やPTAなど外部団体との渉外対応▽文科省や教育委員会などから求められるアンケート調査への回答作業―を想定。校長や教頭を経験した人に加え、学校での管理職経験がない人でも可能とする方向だ。

2022年度 プログラミング教育・高校「情報Ⅰ」実態調査が公開

特定非営利活動法人みんなのコードは、GoogleとSalesforceの協力のもと、2022年度 プログラミング教育・高校「情報Ⅰ」実態調査を公開しました。調査は、全国の小学校教員1,036名、中学校教員1,539名、高校教員550名、小学生・中学生・高校生およびその保護者3,000組へのアンケートに加えて、保護者18名へのグループインタビューを行い、定性的な調査も実施しています。

調査によると「プログラミング教育の必要性を感じている小学校教員は一部に留まり、多くの教員は目の前のことに忙殺されている」「プログラミング教育の重要性を理解する教員は8割以上だが、13%の教員は中学校段階での必要性を感じていない」「2022年度高校1年生の生徒については、中学校段階のプログラミングを理解していないように映っており、義務教育のプログラミング教育と大学入試とのギャップに戸惑っている高校教員が多い」といった興味深い結果がでています。