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2022年度 プログラミング教育・高校「情報Ⅰ」実態調査が公開(みんなのコード)

特定非営利活動法人みんなのコードは、GoogleとSalesforceの協力のもと、2022年度 プログラミング教育・高校「情報Ⅰ」実態調査を公開しました。調査は、全国の小学校教員1,036名、中学校教員1,539名、高校教員550名、小学生・中学生・高校生およびその保護者3,000組へのアンケートに加えて、保護者18名へのグループインタビューを行い、定性的な調査も実施しています。

調査によると「プログラミング教育の必要性を感じている小学校教員は一部に留まり、多くの教員は目の前のことに忙殺されている」「プログラミング教育の重要性を理解する教員は8割以上だが、13%の教員は中学校段階での必要性を感じていない」「2022年度高校1年生の生徒については、中学校段階のプログラミングを理解していないように映っており、義務教育のプログラミング教育と大学入試とのギャップに戸惑っている高校教員が多い」といった興味深い結果がでています。プログラミング教育に関わる教育関係者は必見の内容ですので、ぜひご覧ください。


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2022年度 プログラミング教育・高校「情報Ⅰ」実態調査

実態調査の公式ページはこちらになります。

以下、重要箇所の引用です。

■2022年度プログラミング実態調査でわかったこと
【考察1】児童・生徒がプログラミングに関心を持つことで、小・中学校の教員は手応えを感じている

【考察2】88.0%の高校教員が、ほとんどあるいは一部の生徒以外は中学校段階のプログラミングを理解していないと感じている

【考察3】81.7%の情報科の教員が2025年に大学入学共通テストに「情報」が新設されることに不安を感じている

【考察4】プログラミングやコンピュータサイエンス分野におけるジェンダーギャップが各学校段階において認められる