“教員が忙しすぎ”問題についての大前研一氏の提言

数日しっかりお休みしたおかけで少し回復してきました。ご心配ありがとうございます。まだ体調は万全ではありませんので、ブログネタは軽めです。今日は“教員が忙しすぎ”問題についての大前研一氏の提言を紹介していたニュースをシェアしたいと思います。


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答えを覚えるのでなく「見つける」「考え出す」に

大前研一氏は起業家・経営コンサルタントで、さまざまな分野で活躍されている識者です。大前研一氏のコメントがWeb記事で紹介されていましたのでシェアしたいと思います。

私が特に共感した部分はこちらになります。

ただし、それで教員の負荷が増えることはない。「答えを覚える」教育から「答えを見つけていく」「答えを考え出していく」教育に転換し、学習のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めると、むしろ教員の役割は小さくなっていく。基本的に教員は、学習指導要領に基づいて答えを教える「先生」ではなく、クラスのみんなで答えを見つけていく時の「ファシリテーター(促進者)」や、児童・生徒のカウンセラーにならねばならないのだ。

 結局、日本は金太郎飴のように均質な人材が必要だった20世紀の工業化社会の教育のまま、新しい教科を追加した膨大な学習指導要領に基づいて知識を丸暗記させようとするから、教員が足りなくなるのである。「答えを見つけていく」21世紀の教育にシフトするとともに、学習のDXを進めれば、教員の人数は現在の半分以下で済むだろう。

教員の役割のシフトや「クラスのみんなで答えを見つけていく」というゴール、そして脱工業化社会への移行など、その通りだと思います。教員の方はぜひリンク先から全文を読んで頂けると嬉しいです。