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先生のための Weekly 教育ニュース(3/14〜3/20)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「コロナ第6波休校中、7割以上の小中高でオンライン授業継続」「5月24にGIGAスクール特別講座『宇宙をのぞいて世界を知ろう』」「裁判員裁判に参加の高校生、欠席扱いにしないと通知」について取り上げています。


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コロナ第6波休校中、7割以上の小中高でオンライン授業継続

2年前の全国一斉休校の頃に比べると、オンライン授業を行える学校が格段に増えて喜ばしい限りです。

新型コロナウイルスの感染第6波が到来した1月中旬~2月中旬に休校などを余儀なくされた小中学校や高校などのうち、7割以上が休みの間もタブレットなどのICT(情報通信技術)端末を活用した同時双方向型のオンライン授業で学習を継続していたことが、文部科学省の調査で分かった。文科省は「1人1台の端末を使って学ぶ『GIGAスクール構想』の取り組みが定着してきた」としている。

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この結果、5日以上続けて休校などを余儀なくされた学校が計4652校あった。このうち3238校(69・6%)が同時双方向型のオンライン授業を実施していた。学習動画やデジタル教材の活用まで含めると、3925校(84・4%)がICT端末を使って何らかの学習を継続していた。

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休みの間に学習活動を何もしなかったのは4校(0・1%)だった。

5月24にGIGAスクール特別講座「宇宙をのぞいて世界を知ろう」

文部科学省主催のGIGAスクール特別講座の第三弾が発表されました。今回はハワイ島にある国立天文台のすばる望遠鏡と繋いで、星空をライブ中継されます。日時は2022年5月24日(火)15:00〜15:50です。

学校単位での視聴の他、中学生・小学校高学年・高校生等、誰でも参加することができますので、興味のある方は参加してみてください。(申し込み不要)

裁判員裁判に参加の高校生、欠席扱いにしないと通知

これからは高校生が裁判員に選ばれることもあるでしょう。高校の先生方は要チェックです。

来月からの成人年齢の引き下げなどに伴い、裁判員に選ばれる年齢が18歳以上となることを受け、文部科学省は全国の教育委員会に対し、高校生が裁判員に選ばれた場合、欠席として扱わないよう通知しました。

来月から成人年齢を18歳に引き下げる民法の改正と少年法の改正に伴って、裁判員に選ばれる年齢も18歳以上となり、来年以降、高校生が裁判員に選ばれる可能性があります。

これを受け文部科学省は16日、全国の教育委員会に対し、高校生が裁判員として裁判に参加した場合は、「欠席」として扱わないよう通知しました。